科学×英語教育
2020年09月19日
【科学×英語教育】現役合格を優先して志望を下げてしまう「現在バイアス」に打ち勝たせる方法
僕が今担任をしているのが高2なんですが、面談で進路について話をすると、大体どの生徒も「置きに行く」選択ではなくて「攻め」の姿勢なので、最後まで諦めずに頑張って欲しいなと思っています。
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ですが、高3になって浪人生と同じ模試を受けるようになるとなかなか思うような結果が出なくなります。
冬まで耐えて頑張り続ければ浪人生を追い抜いて成績は上がってくるのですが、そこまで耐えきれずに志望を下げてしまう子はどうしてもいます。
問題は、志望を下げただけなのに何となく楽になった気がして勉強への熱量が落ちてしまうことです。
結果ズルズルと志望が下がり続け、気がつけばたいして魅力も感じてない大学の合格通知をもらって、「あれ?」と気がつきます。
「本当にここに行きたかったんだっけ?」
そうやって迷いを感じるようなことになるといつか後悔に変わります。
今回はそうやって志望を落とすことにつながる大きな要因である「現在バイアス」と、それに対抗する手段を書いていきます。
burwonderwall at 14:04|Permalink│Comments(0)
2020年01月18日
2019年08月19日
【科学×英語教育】「ブロック・プラクティス(集中的訓練)」の2倍の定着率を持つ「インターリーブ学習」とその具体的指導例
いよいよ仕事再開です。
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家庭で9日間過ごしましたが……まあやっぱり仕事してる方が楽ですね。(楽しいのは両方ですが。)
さて、今日は僕たち教員がやってしまいがちな「ブロック・プラクティス」について確認し、その2倍の学習効率を持つ「インターリーブ学習」について紹介します。
burwonderwall at 07:20|Permalink│Comments(0)
2019年08月15日
【科学×英語教育】初めて教壇に立つときに必要な心構え
先日僕の学校で英語科教員の採用試験が行われました。その結果、非常に優秀な新卒の方を採用することに決まり、これからが楽しみです。
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とはいえ、僕も初めて働く前はかなり不安でした。僕の知識程度でちゃんと教えられるんだろうか、生徒はちゃんと授業を聞いてくれるだろうか…などなど。
今回の記事はそんな新任教員の頃を思いだし、「メラビアンの法則」を踏まえて、教壇に初めて立つときに必要な心構えについて書きます。
burwonderwall at 14:03|Permalink│Comments(0)
2019年06月20日
【英語教育】共同学習と能動学習を取り入れた新しいスタイルで授業をしてみます。
高校1年生のうちに身につけさせたい力は色々ありますが、例えばリスニング力、帰り読みせすに直読直解する力、 メタ的なところでいえば言えば、CD などの音声を活用する力などは、なるべく早いうちに身に付けさせたいところです。
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それらを身につけさせるためにどのような方法が効果的かと言うと、やはりシャドーイングにほかなりません。
これまで春休みの課題などでシャドーイングを家庭学習として行うということはさせてきましたが、なかなか生徒によって取組にばらつきがあるというのが現状です。
となると授業の中で全員が等しく行うよう指導にすればいいのですが、限られた時間内でそれを成し遂げるためには今まで行なってきたことを何かしら削らなければいけません。そこで今回は思い切って本文の解説時間を削り、本文の理解は生徒同士で行わせることにしました。
burwonderwall at 05:42|Permalink│Comments(0)