「神経ハイジャック」を読んで【英語教育】スピードコントロール

2016年11月25日

【英語教育】会話における聞き手の役割

今日は大学時代の同期と一緒に、ある学校の研究授業に。

この学校は模試でも結果を出しながら、

しっかりスピーキングの練習もさせています。

毎年参加させてもらってますが、

今年も自分の未熟さを肌で感じに行ってきました。


二つ授業を見たのですが、一つは会話に焦点を当て(高1)、

もう一つはプレゼンに焦点を当てたもの(中2)でした。

どちらも授業中に生徒に英語でしゃべらせるのですが、

共通しているのはクラスの中でいわゆる「英語ができない生徒」

が誰なのか分からないこと。

適当に誤魔化したり、しゃべっていない生徒は一人もいなくて、

全員が英語をしゃべることを楽しんでいました。


高1の授業を担当していたのは大学時代の先輩なのですが、

聞き手に焦点を当てて、会話を展開するための聞き手の在り方に

ついて指導していることが刺激的。

聞き手の能力を以下の4つのレベルに分類していました。

Lv1. Behave (e.g.)アイコンタクトや頷き

Lv.2 Respond (e.g.)言ったことの繰り返し、確認

Lv.3 Admire (e.g.)自己開示

Lv4. Develop (e.g.)意味のある質問、理由を伴う不同意

文献を元に、このレベル分けを自分で考えたということでした。

また、授業の最後では三人以上の会話を練習で行わせていましたが、

二人だとturn takingが円滑に行われるのですが、三人以上だと

いわゆる「お見合い」状態で、会話を始める人や質問を投げかける人

をお互いに譲り合ってしまっていました。

授業者曰く、そういった譲り合いによって日本人が外国人たちとの

ディスカッションに参加できなくなっているということ。

つまり、誰かがしゃべっているときにかぶせたりするのは日本人的には

失礼にあたるので、頷いたり、邪魔にならない程度の相づちをうったりして

相手が話し終わるのを待ちますが、それを英語で同じようにやってる限り

「自分の番」は永遠にやってこないということです。

英語や発言内容に自信がないことも一つの要因でしょうが、そもそも

会話のスタイル自体が日本語と違う。だから訓練が必要なんだ、

という説明にはまさに目から鱗。

非常に刺激を受けるとともに、全くそんなことを考えずに授業をしてきた

自分の不勉強さというか、不誠実さに恥じ入るばかりでした。

一緒に行った大学の同期も同じ感想だったみたいです。

(ちなみにその同期からは二日間で英語長文を100題読ませた実践を

 聞きました。高校二年生を対象に補習で行ったらしいのですが、

 それも刺激的でした。僕の周りにはすごい人が本当に多い。

 ありがたいことです。)
 
明日は土曜日授業ですが、少しでも周りに追いつけるように、

日々の授業を見直していきます。

日頃忙しいですが、外に出るのはやっぱり大事ですね。 

井の中の蛙になるのはとても簡単で、とても怖いことです。 

burwonderwall at 22:38│Comments(0)

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