【HR】夏休みの過ごし方と読書【教育哲学】教員が羽を伸ばす時間

2016年07月29日

【英語教育】発音記号指導

本日で補習が終了しました。

4日間の予定でしたが、明日が都合の悪い生徒が多く、

昨日と今日に25分ずつ割り振って75分授業をしました。


この補習の間で行ったことは大きく3つ。

1.発音記号を読めるように

2.過去形とing形のすり込み

3.月、曜日、季節などを言えるように


今日は、1.発音記号指導について備忘録がわりに書き留めます。


○第一回

生徒にプリントを配布。

プリントは、教科書New Treasureの巻末付録からそのままコピー。

ただし、2アップしてB4の表面一枚におさまるようにしました。

そして、一度それぞれの口の動きを確認しながら音読。


教科書のワードリストもコピーしたのをB4一枚分配り、

そこからランダムに発音記号だけを抜き出して板書。

生徒はそれをどう読むか考えて、ワードリストから単語を探して

別紙に書き写させます。

最悪1から同じ発音記号のものを探せばいいので、心理的な負荷は

かかりにくくなっています。

ペアでチェックをし、最後は一つずつこちらで発音して正答確認。


○第二回

第一回と同じように発音記号のプリントを使って口の動きと音の確認。

月、季節、曜日が英語で書かれたプリント(これも教科書)を渡し、

発音で引っかかりそうな単語(Thursday、Februaryなど)の発音記号を板書。

前回同様に別紙に書き写させて、答え合わせ。

(このあとは月、季節、曜日を覚えさせていきます)


○第三回

同じく発音記号のプリントを使ってもう一度確認。

ある単語の発音記号だけが書かれたプリントを用意しておきます。

(このサイトで発音記号を表示しました。http://www.freeenglish.jp/pron/pron.php

単語は全て1学期に教科書で出てきた単語ばかり。30語。

「発音記号が読めれば分かる」といって渡しました。

各自でその単語のスペリングを考えさせ(5分)、

その後ペアで一緒に正答を考えるように指示。(7分)

その間に僕は期間巡視して、生徒にアドバイスを上げたり、

間違ったところを指摘します。

(発音記号の/ j/ のミスが多かったです。/ju:z/をjuiceと無理やり読んだり。)

そして、最後に板書を使って答え合わせ。

30問中の正答数を尋ねたら、ほとんどの生徒が20問は出来たようです。

指導方法としてはかなり大雑把だったんですが、

それでもこれだけ出来たというのは予想以上でした。

(半分の生徒が半分以上正解かな、ぐらいの感覚だったので。)


あとはこれで少しずつローマ字読みから脱却して、ある程度正確な発音で

単語なり英文なりを読んでいけるようになることを願うばかりです。

水場までは連れて来れますが、水は飲ませられませんので。


今回は単語でやりましたが、一文を発音記号だけで書いて読み取らせるのも

指導としては面白かったかもしれませんね。

文法的な知識も動員するから、そのチェックもできるので。

反省。


burwonderwall at 17:11│Comments(0)

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