2024年07月24日
【オンライン英会話】自由英作を大学入試レベルまで引き上げたい!その②
前回の続きです。
今回はオンライン英会話を使って自由英作文の対策まで持っていく、具体的な流れを説明します。
今回はオンライン英会話を使って自由英作文の対策まで持っていく、具体的な流れを説明します。
中3にADVANCEDをやらせるには
教科書には使える表現として与えられているフレーズがありますが、それすら中3にとってはレベルが高いものも多いです。帯活動で細かく指導を重ね、オンライン英会話本番ではある程度喋れる形を作ることにしました。
基本的には教科書の流れに沿ってますが、オリジナルの活動もあります。
①与えられたテーマについて賛成・反対の意見を両方日本語で考え、クラスで共有
②教科書にある表現集の中から、①の自分の意見と絡めて使えそうなものにチェックをつけさせる
③教科書の表現集の発音を確認しながら文法的な説明を加え、次回以降は日本語→英語で口頭英作を繰り返し、言える表現にしていく。(その際に、②でチェックをつけた表現は特に意識させる)
④「ロジックチェック」という自作のプリントを配ります。日本語で賛成・反対とそれぞれの理由を書かせるだけのプリントですが。ロイロノートで回収して生徒間で共有し、時間があれば数人のものをクラスで見て僕がコメントします。
⑤賛成・反対のどちらかを決めさせ、教科書に英語でその理由などを書かせる。
⑥ペアで自分の意見を語る(最初は⑤を見ながらですが、読むのはダメ。数回練習したら何も見ずに。)
⑦オンライン英会話本番
⑧⑥と同じくペアで何も見ずに意見を言わせる。
⑨各自で自分の意見を英作文させる。その際にchatGPTを使いながら自分の英作文をチェックしたりするように指示。
⑩定期試験で同じテーマで書かせる。(生徒は⑨で書いたものを覚えてくる)
こんな感じで授業中に細かくステップを踏みながらやってます。
定期テストで自由英作文
定期テストでは10点分で出題してますが、chatGPTのおかげか英語のミスはそれほど多くないので、論理面で割と厳しく見れてます。
中には高3でもこんなの書けないぞ、っていうレベルのものもあります。
こうやって自由英作の形式に慣らしながら、それぞれのトピックに応じた表現をストックしていくことで、将来的に大きなアドバンテージにつながると思ってます。
ちなみにオンライン英会話の講師の先生がそれぞれ担当した生徒を評価するのですが、ざっと見た感じ満点もたくさんいるし、何とかなっているようです。
こんな感じで中3の間はやっていきます!
burwonderwall at 22:44│Comments(0)│オンライン英会話