2023年03月02日
【英語教育】競争原理に取り入れたい、クラスが良い雰囲気になる「罰ゲーム」を紹介します。

どうも!私立中高一貫校の現役英語科教員wonderwallです!
皆が幸せ!
ということで今回は罰ゲームの紹介。
ペアで音読のスピードを競わせたりしてます。
単純な勝ち負けで終わってもいいんですが、「次負けた人が罰ゲーム」というとめちゃくちゃ盛り上がります。
前はシンプルに「スクワット10回」とかやってました。
一応その時の文脈としては、「大腿筋は第二の脳と言われるぐらい大きな筋肉なので、ここを動かすと血流が良くなって学習効率が上がる(みたいな話をどこかで読んだ)ので、負けた人は大腿筋を刺激しよう!」という感じです。
パワハラ感はなるべく持たせないようにしてましたが、もう少しいい罰ゲームないかなと考えていたら思いつきました。
で、実際にやってみたらすごくクラスの雰囲気が良かったので紹介します!
早速その罰ゲームの中身です。
「負けたら勝った人を20秒間褒め称える」
非常にシンプルです。
ただし、ルールがいくつかあります。
①同じ褒め言葉を繰り返してはならない
②嘘でもいいから褒める
③皮肉やあてこするような言い方は敗者としてダサいのでしない
個人的には②の「嘘でもいい」というのが肝だと思っています。
これがないと発言内容に自分の主観が含まれてしまうので、特に男の子同士だと照れ臭さから偽悪的な言動に走ってしまうと思います。
嘘でもいいなら仮にその褒め言葉が本音だとしても相手からは分からないので、安心して口を滑らせることができます(笑)
クラス内では「かっこいい」とか「頭がいい」とか「スポーツ万能」とかいう声が沢山聞こえてきました。
面と向かって人を褒めるのも人から褒められるのも日常なかなかないですよね。
叱るより褒める方が難しいことからも、この罰ゲームがコミニュケーションスキルの醸成にも一役勝ってくれそうです。
個人的には「かっこいい」と一語で済まさず、例えば「昨日バレンタインあったけどチョコもらった?え?ゼロ?嘘だろ。お前がもらえなくて誰がもらえるん?…あ、分かった。ジャニーズファン的なやつだ。「皆のアイドルだから抜け駆け禁止」みたいな。さすが!」ぐらい即興で作り込めると面白くなりそうだと思ってます。(笑)
褒められる側も満更ではないようで、罰ゲームが終わった後クラス内が柔らかい雰囲気になりました。
もちろん中1なので日本語で行いますが、ある程度表現力がついてきたら英語でやってみるのもありですね。
競争は協同と両輪をなすものなので、ギスギスしないような「スパイス」を心がけてます。参考になれば!
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burwonderwall at 21:29│Comments(0)│英語教育