2023年02月27日
【英語教育・中1】プレッシャー・リズムゲームで過去分詞までマスター!
どうも!私立中高一貫校の現役英語科教員wonderwallです!
暗記は手数!
ということで今回は帯活動で最近行っているプレッシャー・リズムゲームの紹介をします。
このゲームのおかげで、英語が得意ではない生徒でも過去分詞の活用まで大体言えます。
drive-drove-driven とか。
中1で過去分詞まで言えたらなかなかじゃないですか?
具体的には以下の通り。
暗記は手数!
ということで今回は帯活動で最近行っているプレッシャー・リズムゲームの紹介をします。
このゲームのおかげで、英語が得意ではない生徒でも過去分詞の活用まで大体言えます。
drive-drove-driven とか。
中1で過去分詞まで言えたらなかなかじゃないですか?
具体的には以下の通り。
基本的な仕込みは中1の4月から始めてました。
メトロノームアプリを使用して、そのリズムに合わせていくつかステップを作りました。
①正しく読めるように (プレッシャーレベル ☆☆☆☆☆)
上から順番に、リズムに合わせて読ませていきます。僕が読んだら、その後に生徒全員でリピート。
T: cut-cut-cutSs: cut-cut-cut
②自分たちで読めるように(プレッシャーレベル ★☆☆☆☆)
①をしばらくした後に次のステップ。僕は何も言わずに、生徒たちだけでメトロノームのリズムにあわせて順番通り読ませていきます。
Ss: cut-cut-cut hit-hit-hit
put-put-put
僕は生徒から間違えた発音が聞こえたらそこでメトロノームを止めて、正しくリピートさせてから再開。
基本的にはじっと聞いてます。
③自分で読めるように(プレッシャーレベル ★★★☆☆)
ここから1人ずつ当てていくのでプレッシャーレベルが上がっていきます。最初の一列目を適当に決めたら全員に手を挙げさせます。
言い終えた人から手を下ろしていかせることで、後ろからでも順番がわかるようにするためです。
表の上から順に1人ずつ読ませ、その後全員でリピート。
S1: cut-cut-cut
Ss: cut-cut-cut
S2: hit-hit-hit
Ss: hit-hit-hit
ここでも僕は聞き役に徹し、言い淀んだり言い間違えたりするとそこで止めて、次の列に振ります。
次の人ではなく、次の列です。
次の列に振ることで、生徒は自分が当たる単語を絞りにくくなり、プレッシャーが高まります。
全員終わるまでやらせることもあれば、タイマーで時間を区切ってやらせることもあります。
④リズムで口をついて出るように(プレッシャーレベル ★★★★☆)
③と同じ流れですが、今度は僕がランダムに一つ原形を言い、その一拍後に変化形を答えます。T: speak
S1: speak-spoke-spokenSs: speak-spoke-spoken
T: write
S2: write-wrote-written
Ss : write-wrote-written
この場合は間違えても次の人に当てます。
表の順番通りに当てていないので、予測しようがないからです。
また、いきなりやるとハードルが高いので、何回か全体で練習を入れてます。
T: speakSs: speak-spoke-spoken
⑤不規則動詞マスター(プレッシャーレベル ★★★★★)
仕上げです。④と同じ形ですが、僕は日本語を言うので、生徒はそれを瞬時に訳して活用させます。
T: 話す
S1: speak-spoke-spokenSs: speak-spoke-spoken
T: 書く
S2: write-wrote-written
Ss : write-wrote-written
これは英語が得意な生徒でも結構緊張してて、言えた生徒はガッツポーズして喜んでます。
こんな感じで生徒にプレッシャーをかけてやることで、覚えないといけない意識がはたらき、最初にあったようにそれほど英語が得意な生徒でなくとも過去分詞まで言える子が多いです。(スペリングはまだまだですが。)
ちなみにメトロノームのリズムはずっと130で固定してます。
結構速いですが、生徒達はそんなもんと思ってるのでとくに何も言いません。これぞ「教育」(笑)
参考になれば幸いです!!
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