【アクティビティ・中1】スピーキング②「落語的インタビュー」【徒然】「教えてもらいたい先生」になりました

2023年01月15日

【長期休暇】長期休暇中の宿題を出すときに心がけたい2つのこと

どうも!私立中高一貫校の現役英語科教員wonderwallです!

新学期スタート!

ということで新年明けましておめでとうございます。

実は年末に「流行り病」にかかりまして、本当に何もできない年末を過ごしてしまいました。

幸い今は日常生活に戻れておりますが、皆様もお気をつけ下さい。

さて、新学期もスタートし、休み明け試験とともに宿題の回収も行いました。

提出状況としては、自学ノートを多くの生徒が頑張ってくれたり、普段宿題を出せないような生徒も提出してくれたりと、かなり手応えがありましたので、今回工夫してした2つのことを共有します!




①定期試験と休み明け試験をリンクさせる

これは夏休みにもしたことですが、学期末の試験で出来が悪かった問題をそのまま休み明け試験に出題することを伝えました。

僕も中高生のときに休み明け試験を受けましたが、休み中の課題から出題されるとはいえ、範囲が広くて勉強する内容を絞ることができず、「実力問題」的に受験してきました。

ですが、期末試験と同じ内容が出題されると分かれば勉強するべき内容が明確になります。(特に僕がテスト返しで行っている「模範解答(偽)」という活動が親和性が高くてオススメです。)


また、期末テストで悔しい思いをした生徒にとっては休み明け試験が汚名返上のチャンスになるため、勉強のモチベーションにつながります。

それをより可視化するために、期末試験返却時に以下の3つを全員に書かせます。

  1. 休み明け試験で取りたい点数
  2. そのために休み中に取り組みたい自学ノートのページ数(目標)
  3. 最低限やらないといけないと思う自学ノートのページ数(ノルマ)

(自学ノートについてはこちらをどうぞ。)



この2と3の設定が2つ目の肝に関係します。


②ゴールを複数設定する

先の自学ノートの話をすると、ゴールを2段階に設定しています。

計画を立てるときはどうしても鼻息が荒くなりがちなので、うまくいかないことが多いです。

そこで、最低限これだけはやらないといけない、という目標をもう一つ設定させます。

こうすることで、現実的な目標を立てられると同時にそちらの目標達成率はかなり高くなる、ということが言われているそうです。

そこで生徒には以下の2点を伝えました。
  • 最低限の方は1ページ以上で設定する
  • その目標ページを越えなかった場合提出点を減点する

もちろん最低限のページを1にしておけば間違いないんですが、意外とそういう人は少なく(数人いるレベルでした)、皆真面目に10ページとか20ページとか書いてました。

ちなみにノルマページ数はGoogle Formsを使って生徒のiPadで入力させました。Excelファイルにデータを移してクラス、出席番号でソートして印刷すれば課題チェック用紙が完成。


また、問題集(5-Stage)の方も課題範囲を4+1に分けて、それぞれのセクションごとに提出点を定めてみました。4セクションやれば100点で、加点セクションまでやれば120点。

これもかなり生徒は頑張ってくれていましたが、これは恐らくこんな感じです。

全部やらなくても点数があるならとりあえず1つやってみる→できたからもう1つ→ついでにもう1つ→せっかくなら100点→ついでに120点

最初の「とりあえず1つやってみる」というのが大事なのかもしれません。

とくに自律して勉強できない生徒は最後までやりきる自信がないので、「どうせ最後まで終わらなくて評価点0になるなら、やっても意味ないのではないか」という雑念に邪魔されて取り掛かりが遅くなり、結果として本当に間に合わなくなる…という悪循環にハマりがちです。

ですが、途中途中でゴールが設定されていれば最初の第一歩を踏み出しやすくなるし、取り掛かれば終わらせたくなるのが人間の性ですので、結果としてほとんどの生徒が提出点100点以上を今回とっていました。


初めての取り組みをやってみた冬休みでしたが、発見が沢山ありました!

これからも改善を続けていきます!


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burwonderwall at 10:19│Comments(0)長期休暇 

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