2022年10月19日
【英語教育・中1】授業時間50分を全力で使い尽くす!
二学期が始まり、中Iの授業も本格化してます。
授業は週に3回なので、1時間(50分)でどれだけのことをさせられるかが中学生段階では大切だと思うので、積極的に授業改善をしたいところです。
他の先生の授業を参考にすれば改善につながりやすいですが、とはいえ研究授業などの「よそ行き」の授業では日頃のルーティンは見えにくく、なかなか50分まるまるの授業デザインを見る機会はなかったりします。
そこで、今回は僕が授業時間50分でどんなことをやっているかシェアします!
かなりゴリゴリやってますので、密度が高い授業だと思って頂けるんじゃないかなと思います。参考になれば嬉しいです。
それではどうぞ!
授業は週に3回なので、1時間(50分)でどれだけのことをさせられるかが中学生段階では大切だと思うので、積極的に授業改善をしたいところです。
他の先生の授業を参考にすれば改善につながりやすいですが、とはいえ研究授業などの「よそ行き」の授業では日頃のルーティンは見えにくく、なかなか50分まるまるの授業デザインを見る機会はなかったりします。
そこで、今回は僕が授業時間50分でどんなことをやっているかシェアします!
かなりゴリゴリやってますので、密度が高い授業だと思って頂けるんじゃないかなと思います。参考になれば嬉しいです。
それではどうぞ!
授業構成はこんな感じ
①教科書対話文の暗写テスト 8min②単語テストor復習英作文と洋楽 8min
③教科書対話文の暗唱 8min
④教科書対話文 25min
⑤連絡 1min
・教科書はNew Treasure
・新出の文法説明は最初の数時間で終了
以下でそれぞれ具体的に。
①教科書対話文の暗写テスト 8min
教科書の対話文を覚えて全文書くテスト(3分)です。満点合格。
相互採点させて合格分のみ提出させ、それを僕が職員室で再チェックします。
詳細は最後にリンク貼っときます。
②単語テストor復習英作文と洋楽 8min
単語テストは教科書の単語を選択肢で選ばせるテストです。スペリングは①の暗写テストでやることになるので、まずは日本語と英語を一致させることを狙いにしてます。
全部で30問を3分。時間はかなり厳し目なので、80%とれたら合格となってます。
復習英作文は学期の最初の文法説明で書かせた英作文をバラバラに3問出題して書かせる確認テストです。
一問30秒で、タイマーが鳴ったら強制的に次の問題に移るように指示してます。
生徒が書いてる最中に僕も答えを板書し、終わると同時に答え合わせと簡単な解説。
あくまで確認テストなので回収もしませんが、出来なかった問題は自学ノートで復習するように声かけはします。
洋楽は今学期はFight Songを聴いて歌ってます。
この曲はかなり前に久留米附設に授業見学に伺ったときに(最後にリンクあり)、2学年で使われていて印象に残っていたのでこの度使用しました。
男子校なので女性シンガーの曲は今まで避けてましたが、声変わり前の中1ならいいかなと。
体育祭もあるので雰囲気も盛り上がっていいかなというチョイスです!
③教科書対話文の暗唱 8min
①の暗写前の仕上げ作業として対話文を暗唱させます。3分で覚える→ペアでどれだけ言えるかチェック、という流れです。
覚える前にこちらから状況を分かりやすく解説したり、覚える際にキーとなる文を意識させたりしますが、1〜2分ですね。
解説とかしたくなりますが、最低限にして教員が出しゃばらないようにするのがテンポを上げるコツです。
④教科書対話文 25min
ここからは教科書を進めて新しい対話文に入ります。25分の内訳はこんな感じ。
・リスニングでQ&A 2min
・答え合わせはせずにそのまま全文ディクテーション 6min
・ディクテーション答え合わせ 1min
・新出文法を含む英文の確認とQ&A答え合わせ2min
・音読(Buzz Reading、シャドーイング、四方読み、Rapid Reading、タイムアタック、Blank Reading)9min
・瞬間英作文 5min
一つ一つの活動を説明するのはまた後日とします。とにかく息つく暇もなく詰め込みます。
最後の瞬間英作文は、日本語を見ながら英語を言う、という活動です。
ここでやった対話文を次の授業で暗唱、その次の授業回で暗写テスト…という流れになっているので、授業の中で3回は同じ対話分に触れる機会を与えるとともに、一回の授業で3つの対話文に触れてます(①暗写、②暗唱、④本文)。
⑤連絡 1min
最後に補習や小テストの連絡をして終わりです。チャイム後になってしまうことが多いので、予め連絡事項は板書しておいて読み上げて終了します。以上が僕の授業のオーソドックスなスタイルです。
50分でこれらを全て行うためには、ルーティンで行うことが大切です。
つまり、生徒が「次にすること」を分かっていると、一つ一つの活動の指示を簡潔に行うことができ、それがスピード感を生み出します。
参考になれば幸いです!
○暗写テストについて
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burwonderwall at 07:00│Comments(0)│英語教育