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2022年07月21日

【アクティビティ】スピーキング①「自己紹介」(中1・一学期)

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一学期中の話ですが、中1で初めてのスピーキングテストを行いました。

僕は大体学期に一回スピーキングテストを行うようにしてます。

とはいえ日頃からそれに向けた指導はほぼしておらず、そのスピーキングテストに向けて準備をするのが唯一のスピーキングの時間でもあります。

さて、中1一学期で行うスピーキングテストは自己紹介です。

内容自体はそんなに難しいことをさせませんが、とにかく「人前ではっきり英語をしゃべる」ということが目標です。




このスピーキングテストの結果で学期末の点数に最大で3%加算します。

「素点」ではなく「学期末の点数」なので、かなり大きい配点になります。


評価の規準と基準は以下の通りです。( )内の数字は得点。

①声の大きさ
ほとんど聞こえない(0)・注意しないと聞こえない(1)・よく聞こえる(2)

②言えた文の数(3)
0〜2文(0)・3〜5文(1)・6〜7(2)・8〜(3)

③発音(2)
ミスの数が…3つ〜(0)・1〜2(1)・0(2)

これら3項目の合計点を出し、以下の基準で評価し、期末試験の成績に加えます。

0~2→+1
3~5→+2
6~7→+3


スピーキングテストのポイントとしては3つあります。

1つ目は全くできなかったとしても期末成績に1点加点されると言う点です。

2つ目は欠席した際には再試験等は一切行わないと言うことです。

これらの2つのポイントの意義としては「舞台に立つ」ということを強調するためです。

人前に立ったときに頭が真っ白になって何もしゃべれなくなる、という事は可能性として十分あり得ると思います。

そういった生徒に対しても「舞台に立った」ということで加点される仕組みになっています。

また欠席した際に再試験などを行わないのは、例えば職員室で僕1人の前で完璧にスピーチができたとしても、それは教室の中でクラスの友達が見ている前でしゃべるのとは重みが違うからです。

こういった対応が可能なのは、あくまでこのスピーチの点数が「加点」であるということによります。

「あくまで+ αなので、もし仮に欠席してしまったとしても君たちの成績には影響しないので気持ちを切り替えて期末試験に向けて勉強してください」と伝えています。

実際のスピーキングテストでの欠席者は公欠の生徒1名のみでした。 


3つ目は、原稿は全て暗唱するということです。

原稿を読むことでよしとされる先生もいらっしゃるかもしれませんが、音読テストではないので全暗記して顔を上げてやってもらいます。

原稿は提出してもらい、原稿にないことを喋っても採点対象外とします。

これは「アドリブ」でやられると発音も文の数もチェックできないため、そして事前準備なしで臨むのを防ぐためです。


これらの点については、生徒に前もって説明して確認しておきます。


実施した感想です。

苦手意識を持たせないように若干甘めに採点したこともありますが、出来としてはまずまずというところ。

95%の生徒が合計点で6以上取り、期末成績に3点加点となりました。


二学期以降もスピーキングテストを実施していきますが、スピーキングテストの具体的なやり方についてはまた日を改めて。


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burwonderwall at 21:01│Comments(0)アクティビティ 

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