【ガジェット・自学ノート】自学ノート提出用にスタッキングバスケット買ったら完璧なサイズ感だった【教育哲学】学年通信で中1保護者に向けて書いたものをシェアします。

2022年05月28日

【Upgrade・自学ノート】160人分の自学ノートを50分以内に全チェックできるか検証してみた。

今回は2019.1.19の記事をアップグレードします。

写真をふんだんに使って、自学ノート160冊をチェックして、名簿に丸つけして、表紙にシール貼って…という作業が50分(授業一時間分)で完了するのか、という検証記事です。

自分で書いたくせに、見返しながら「本当に終わるのか…?」とドキドキしました(笑)

ではどうぞっ!


前記事(「自学ノートって逆に準備時間ゼロの超時短仕事術かも」)で書いたことを検証する記事です。
  • 約150人分のノートをチェック全員のノートにそれぞれ評価をつける
  • 多くやってきたり、質の高い勉強をしてきた生徒にはご褒美シールをノートに貼る
  • 名票に誰が出して誰が出してないかを転記する
  • 生徒がノートに感想や質問を書いていればその返事を書く

本当に出来るんでしょうか。自分で書いててドキドキ。写真で解説しながらいきます!

用意するもの

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①チェックするページを開いて提出させたノート(クラスごとに回収させてます)
②チェック用の名簿
③評価用シール三種類(☆はノルマ+1ページにつき一枚、金賞はノルマ+10ページにつき一枚、赤賞(大)は*S評価に一枚をそれぞれノートの表紙に貼ります)
④自学チェックかつ名簿チェック用の赤ペン(名簿に裏写りすると困るので、普通のボールペン使ってます)
⑤指サック(僕には必需品)
⑥余裕を持っておける広い机(広げた状態のノート2冊分+名簿がおける広さは欲しいです)

*評価は下からC,B-,B,B+,A-,A,A+,Sがあります。ざっくりと言うと、
C:「手抜き感満載で腹が立つのでやり直し」
B:「確かに書いてるけど、書いてるだけ」
A:「書いたものに対して評価したりチェックしたりして学びになっている」
S:「ノルマの倍の量を書きながらも赤で修正やチェックが入っている質の高い学び」
という感じでつけてます。


それではいきます!
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ただいま10時ジャスト。(ちなみに時計は以前買ったもの。1000円切るのに防水で軽くてシンプルで気に入ってます)

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ノートを全てひっくり返して表にします。
指サックつけて、赤ペン持って、チェック開始!



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チェックはノートの再利用を防ぐために真ん中に大きく丸をします。それをしながら評価を考えます。

これは質が高いのでA+。そのまま名簿に○をします。



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(写真はある程度進んだところです)



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早速S評価、よく頑張ってます。
プラスもあるのでシールを貼りますが…

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表紙にシールの種類が分かるように赤で書いておきます。


なので、作業行程は【ノートに丸→評価を書く→名前を見て名簿に○→前日欠席などでマイナスがないことを確認して+-を書く→プラスがあれば表紙にメモ→後でまとめてシールを貼る】という流れです。


さあどんどんいきます。
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赤で直しはあるけどやや広い。A。(今思えばAマイナスでよかった)

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書いてるだけ。B。



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これも書いてるだけですが、余白が少なくやる気は感じるのでBプラス。

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一クラス終了。写真撮ったりしながらで10分です。上のノートが終了分、下がプラスでシールを後から貼るノートたちです。



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右ページに微妙に残してるのはそのまま流してあげてます。

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ノートの最後のページには感想など好きなことを書いていいことにしています。男子中学生なので、書く生徒は限られてますが、返事は書くようにしてます。

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終わったノートの表紙にはGoodと書いておくと、生徒が間違えて提出することを防げます。




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マイナスがある場合も評価は行った上で日付とマイナスのページ数を書いておきます。

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半分終了。コメントがあった分少し遅れました。三クラス目いきます。


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途中にコメントが入る場合もあるので、なるべく拾うようにすると「見てもらった感」が益々出ます。


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三クラス目終了。10:28。少し巻き返しました。

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Aマイナスは「やってるけど何となくやる気を感じないもの」につけます。主観です。


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また質問がありました。答えます。


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10:45全部終了。ここから表紙にシール貼り。



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まとめてドンドン貼っていきます。


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全て終了。10:48。宣言通り50分で終わりました。結果提出は約160人分ありました。提出率は92%ぐらい。


(おまけ)
あとは出してない生徒に自学シートを配り、その日のうちにマイナス分をやらせます。(プラス10分くらいかかりました)
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いかがでしたか。
自学ノートは採点が大変ということで躊躇される人も多いと思いますが、生徒をautonomous learnerに育てる強力な方法です。

保護者からも「これだけ見てくれるなら」と信用してもらえることが多いです。(親子間の距離がまだ比較的近い中学生には意外と大切です。)


こんな感じです。

アップグレード情報としては、シールのルールを少しだけ変えてます。

③評価用シール三種類(☆はノルマ+1ページにつき一枚、金賞はノルマ+10ページにつき一枚、赤賞(大)は*S評価に一枚をそれぞれノートの表紙に貼ります)

これを金賞を「+5ページにつき一枚」と変更しました。

こうすることで金賞シールの使用頻度が高くなって時短につながるとともに、生徒のノートもよりきらびやかになって一石二鳥です。


もう一つ。最後の自学シートは中1では行っていません。中3ぐらいになると悪知恵がついてきて、「提出せずに授業の合間とかにやっといて、催促されたら出せばいいんじゃね?」みたいな生徒が出てきます。

そういう抜け道を潰し、「結局放課後にやらされる」という状況を作るための自学シートです。

が、時間と手間が余分にかかるので、個人的にはあまりやりたくない手段です。この自学シートをしなくてもいいような学習態度を育てる、というのが今年からのチャレンジですね。


あとは前記事でも書きましたがロゴスのスタッキングバスケットを使用しているのでノートの改修や持ち運びがかなり楽になりました!


これは本当に早く買っとけばよかったと思います。自学ノートに限らず、ノートを集める活動をする際にはぜひ!

今回は以上です。自学ノートを実践する際には参考にしてもらえると嬉しいです!


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burwonderwall at 10:40│Comments(0)Upgrade | 自学ノート

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