【英語教育・中1】中1最初の試験前にはプレテストを。【Upgrade・自学ノート】自学ノートの基本的なやり方

2022年05月19日

【英語教育・中1】中間プレテストからの鬼ドリル

いよいよ今日は中間テストです。

二週間前のプレテストからどれぐらいできるようになっているか。


もちろん僕も生徒に丸投げしていたわけではありません。

中間プレテスト後の二時間を使って「鬼ドリル」を実施して鍛えました!

詳細は以下。




「鬼ドリル」とは、生徒がドリルで書いたものを僕が片っ端からチェックしていき、一つでもミスがあるとやり直しになるドリルワークです。

「鬼」の由来は、生徒が僕の非情なまでのチェックに呟く言葉から(笑)

やり方にはコツがあって、「生徒に自己採点させ、満点のものを持ってこさせる」ということです。

メリットは3つあります。

①書いたものを客観視する力を養う

ケアレスミスはこの力の不足が原因です。

中1にありがちなのはこのあたり。

・カンマ、ピリオド、クエスチョンマーク
・大文字、小文字
・bとd

こういうミスを見過ごして自己採点している限り、結果は永遠に出ません。

だから一度自己採点させた上でチェックしてあげることで、単なるケアレスミスではなくそのミスを発見できないぐらい根深い問題であることを認識してもらいます。まずは己を知ることから。


②時間短縮

全員が書いたものを出してしまうと量が多すぎます。自己採点でミスしたらプリントを各自取りに来て再チャレンジさせ、それと同時進行でガンガン「自称満点」のプリントをチェックします。


③悔しがらせる

ステップが多いほど、「やり直し」のダメージは大きいです。

解いて自己採点して解き直しを繰り返して、自己採点満点になって「やっと終わった」と思って提出してみたらコンマ一つでやり直し。

「うわ、コンマ!」
「マジか」
「きつい」
「何このミス」

こんな言葉を遺して生徒は再チャレンジに向かいます(笑)

テスト本番で悔しくても「先に立たない」ので、悔しさを前倒しにするには自己採点のステップを挟むのが有効です。


具体的には以下のドリルを行いました。

①単語プリント

テストに出す26個の単語(教科書のLesson 0みたいなところから)を小テスト形式で並べただけのものです。


②6マスライティング

こんな感じで6マス(2×3)作り、生徒はこのマスを100マス計算のようにうめていきます。

             a student   否定文 疑問文+答え
I                ①             ②            ③
you            ④            ⑤            ⑥

生徒はこの①〜⑥のマスを埋めていきます。これを4種類作成し、2種類を一枚のプリントにしました。

このプリントにかなり苦戦していましたし、自己採点ミスも多かったのでやりがいがありました。


③教科書の対話文

New Treasure の対話文を3つのレベルでやらせました。

①視写…一文ずつ見て、覚えてから書く
②英作…日本語を見て英語を書く
③暗写…何も見ずに英語を書く

③の暗写が終わればクリアです。

仕込みとして暗唱まではさせてますので、暗写はそれほど高いハードルではありません。


この鬼ドリルで中間プレテストからどれぐらい伸びたか楽しみにしてます。

今日から採点祭り。頑張ります!


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burwonderwall at 07:30│Comments(0)英語教育 

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