2022年05月14日
【英語教育・中1】4月から無理なく不規則変化動詞を覚え始めるまでの4ステップ④色分け不規則変化動詞読み
前回に引き続き、中1の授業6回で不規則変化動詞を無理なく覚え始めるための4ステップを紹介します。
今回はステップ④色分け不規則変化動詞読みになります。
ではどうぞ!
今回はステップ④色分け不規則変化動詞読みになります。
ではどうぞ!
まずはこれまでのおさらいです。
ステップ①アルファベット読み
ステップ②アブクド読みステップ③初見単語読み
ステップ4 色分け不規則変化動詞読み
ここまでで基本的な発音は入っているので、cutやhitといった単語の母音の発音なら理解できているはずです。しかし、生徒を悩ますのが二重母音です。
例えば「oo」の発音。
①stoodのように「ウ」と発音する
②chooseのように「ウー」と発音する
③floodのように「ア」と発音する
以上の3パターンがあります。
これをフォニックスのようにルールで覚えさせてもいいですが、僕は基本的に「習うより慣れろ」という教育方針なので、具体的な単語を使ってルールの習得ができればいいと考えました。
加えて、フォニックスの発音のためだけに色々な単語を発音するのは少し勿体ないな、と。
どうせやるなら発音のルールがある程度網羅できるだけでなく、せっかくならそこで扱った単語の価値が高く、かつ生徒がよく発音を間違えるものはないか、と考えました。
そこで閃きました。
不規則変化動詞の一覧を使えば全てに当てはまるぞ!
ということでタイトルに繋がります。
ただし、不規則変化動詞をただ読んでいっても発音のルールの違いが視覚的に分からないので、同じ発音をするもので色分けをしたのが以下です。

(あらびきのまま生徒に出してしまったので数カ所間違いがありますのでご注意下さい。)
例えばcomeもcutも「ア」と発音するのでその仲間をすべて赤字で表記してます。
生徒がよく間違えるwinの活用は、
win-won-won
となるので、生徒が過去形を見た目通りに「ウォン」と発音してもこちらは「え?」と聞き直すだけで生徒は誰もが「ワン」と修正することが可能です。
もう一つ例を挙げると、赤地に白抜きはeeとeaで「イー」と読むものですが、青地はeaで「エ」と読みます。
そうすると一番分かりやすいのがreadの活用です。
read-read-read
という表記になりますので、見ただけで発音が異なることが分かります。
ルール分類してないけど生徒が発音をよく間違えるもの(heard、said)には黒地に白抜きをしています。
生徒には「スペルも意味も今は覚える必要はないけど、発音だけはできるようにしよう」と声かけをしてます。
ただし、実際は発音が出来れば、発音がスペリングのルールとも結びついているので覚えるのが早くなるはずだと仮説を立ててます。
以上のように、不規則変化動詞表をフォニックス教材として使ってみることで、年単位で使える「賞味期限の長い」教材になりますので、ここ数年の中でもかなり良いアイディアだと自画自賛してます!(笑)
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burwonderwall at 09:42│Comments(0)│英語教育