【長期休暇・特別授業】Extensive Reading Courseの振り返り【徒然】大学過去問の添削依頼が増えてきました

2021年04月22日

【英語教育】 高3の読解問題集を用いたリーディング授業

学期が始まって3週間になりました。休み明け試験の採点や授業準備に追われてなかなか更新することができませんでした。少しずつ軌道に乗ってきたので、またちょくちょく更新をしていきたいと思います。

さて、今回は授業の中で高3から一つの軸となっているリーディング指導についてです。 



現在使用しているのは桐原書店のSkywardのSKY Courseです。これを毎時間ユニット一つずつ進めていきます。

生徒は解答解説を持っているので、予習として問題に答え、解説や和訳を読んでから授業に臨むようにしています。

授業の中では、昨年度と同様※に論理展開を追いながら、パラグラフ毎にまとめを作り、それを板書しています。

 高3にとってはそれほど難しいテキストではないので、細かい単語や文法の解説はしません。(というか、読解中にそういう「脱線」をしないで済むように5年間積み上げてきました。)

ただし、時々出てくる難しい単語については「分からない」という状態で棚置きしながら読み進め、前後の文脈で推測したり、最悪部分の理解ができなくてもつ全体理解はできることを示していきます。

これは実際に模試や入試で分からない表現に出会ったときに「どう対処していくか」を教えるためです。


文章の解説自体は20分で終わりますが、読み終わった後に関連する事柄を背景知識を増やすために話をします。

具体的には、テキスト中にnatureとnurtureという単語が並列してあったので、natureは「遺伝」、nurtureは「(教育)環境」を指すということと合わせて、一昔前にあった「遺伝優位説」や「環境優位説」について話をしました。(そして、その観点から読み直すとテキスト内に矛盾があり、テキストか引用元に多分誤植があることを指摘すると、「へぇ~」という感じでした。)


そうやって英文を読み進めながら論理展開に慣れつつ、背景知識を増やしていくということを受験までコツコツ積み上げていきたいと思います。

ということで、2学期末までに200長文読むのが目標です。

予習に時間がかかりますが、これからブログ記事も頑張って更新していきます!
 
(手前味噌)


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burwonderwall at 07:30│Comments(0)英語教育 

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