【教育哲学】初めて教壇に立つ先生方への3つのアドバイス【長期休暇・特別授業】Extensive Reading Courseの振り返り

2021年04月08日

【HR】始業したので、高3のクラス目標を発表しました!

昨日が始業式ということで、いよいよ新年度が始業しました。


新年度とは言っても僕の勤務校では高2と高3は同じクラスでそのまま上がるので、クラス替えのドキドキも担任が誰かというドキドキも特になく、高2の「4学期」という感じです。(笑)


そんな雰囲気で始業式が行われ、その後はHR。

まずは各委員を決めていきます。高3ともなると積極的に手を挙げてくれるので楽ですね。というかむしろ候補者が多すぎて投票を行わないといけなくなりました。

こういう時には候補者全員を前に出して、1人ずつ演説をさせます。「人前に立って話をする」というのは今後の人生でどうやっても必要になるし、練習すれば上達する「技術」なので、絶好の練習の機会だと思っています。


こうして無事に(?)委員が決まったら、いよいよ僕の出番です。

年度初めの挨拶と今年度のクラス目標を発表します!
 

クラス目標はB4プラスチックケースに入っていて、黒板中央の上に置いてあります。

昨年度の高2のクラス目標である「最後は愛嬌」を新クラスにもあえて同じ場所に置いておきます。

ですが、実は新しい高3のクラス目標が中に(透けて見えないように)入れてあります。


という下準備をした上で、

「今からこのクラスの目標を発表します」

と、おもむろに昨年度のクラス目標を黒板の上から下ろします。


そして昨年度の目標の紙を抜きつつ、


「高3になったこのクラスの目標は...」 


ババンッ




「ブチ抜く」



生徒たち「おぉ〜!」



......という流れでやらせて頂きました。(笑)


で、この「ブチ抜く」というクラス目標なんですが、元ネタは与沢翼さんの「ブチ抜く力」という本のタイトルからです。
 

自分の限界、周囲からの評価、訳知り顔の確率論、そういったものを全て「ブチ抜いて」自分の人生を方向づける1年にしてもらいたい。


例えば…

「もう今日は限界まで頑張ったから、今からご褒美タイム。」←ブチ抜く

「模試の判定が良くないから親から第一志望諦めるように言われた。」←ブチ抜く

「うちの学校の現役合格率は○○%だから...」←ブチ抜く


自分の足枷にしかならない言葉、情報、そして「常識」。

それら全てを「ブチ抜く」気概を持って最後の1年間を過ごしてもらいたい。

そして高3として、勉強面も生活面も後輩たちに背中を見せられる学年であって欲しいものです。


ということで、今日から最後の一年が始動します! 



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burwonderwall at 07:30│Comments(0)HR 

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