2021年03月30日
【部活指導】基本がなければ指導はできない。
春休みになり、ようやく生徒全員が20000本素振りを終了しました。
ここからは新年度の試合に向けて少しずつギアを上げていきたいところではありますが、素振りで得た身体操作の知識をもとに基礎を続けています。
ここにきてようやく生徒との「共通言語」を獲得したという感じ。
例えば「肩甲骨を意識して振りかぶる」というのは今までもかなり言ってきたことではありますが、まずそれが「具体的にどういうことなのか」、そして「なぜそうしないといけないのか」が感覚として理解されていませんでした。(口頭では説明していたので、頭では理解はしていたと思います。)
ここからは新年度の試合に向けて少しずつギアを上げていきたいところではありますが、素振りで得た身体操作の知識をもとに基礎を続けています。
ここにきてようやく生徒との「共通言語」を獲得したという感じ。
例えば「肩甲骨を意識して振りかぶる」というのは今までもかなり言ってきたことではありますが、まずそれが「具体的にどういうことなのか」、そして「なぜそうしないといけないのか」が感覚として理解されていませんでした。(口頭では説明していたので、頭では理解はしていたと思います。)
ですが、20000本の素振りの中で何度も注意したり、1人ずつ声かけをしていく中で、ようやく身体が理解してくれたように思います。
つまり、肩甲骨が動かないということは肩関節の上下運動で竹刀を振っていて、そうなると腕の力を使って振りかぶるようになるため、振り下ろす際に力のベクトルを真逆に変えないといけない分だけ打突が遅く、弱くなります。(見た目も格好悪いです。)
それに対して肩甲骨を意識して「背中で振りかぶる」と、腕に力をほとんど入れずに振りかぶることができ、 結果として腕は振り下ろすことだけに集中できます。
また寄せた肩甲骨を開きながら打つことになるので腕に加えて背筋の力も加わるので重たい打突になります。
他にも足の動きや体軸の動きなど細かく言えば色々とありますが、「そういう振り方が正しくて速くて強い」という共通認識が今はあるので、指導がとてもやりやすくなりました。
技術的にはまだまだ課題があるし、他人様に勝たせてもらうとなるともっと努力しないといけませんが、その課題と努力の方向性が明確になったという感じ。
教科指導もそうですが、こういう基礎をしっかりやらないと「何をやっているか、何をすべきかが生徒自身に見えてない」ということは割と多い気がします。
僕自身はあまり「根性」とか「熱血」とかいうタイプではないので、今回の20000本も少し躊躇する部分はありましたが、結果としてやはり生徒たちには必要であったということを学ばせてもらいました。
生徒も僕も、日々精進です。
つまり、肩甲骨が動かないということは肩関節の上下運動で竹刀を振っていて、そうなると腕の力を使って振りかぶるようになるため、振り下ろす際に力のベクトルを真逆に変えないといけない分だけ打突が遅く、弱くなります。(見た目も格好悪いです。)
それに対して肩甲骨を意識して「背中で振りかぶる」と、腕に力をほとんど入れずに振りかぶることができ、 結果として腕は振り下ろすことだけに集中できます。
また寄せた肩甲骨を開きながら打つことになるので腕に加えて背筋の力も加わるので重たい打突になります。
他にも足の動きや体軸の動きなど細かく言えば色々とありますが、「そういう振り方が正しくて速くて強い」という共通認識が今はあるので、指導がとてもやりやすくなりました。
技術的にはまだまだ課題があるし、他人様に勝たせてもらうとなるともっと努力しないといけませんが、その課題と努力の方向性が明確になったという感じ。
教科指導もそうですが、こういう基礎をしっかりやらないと「何をやっているか、何をすべきかが生徒自身に見えてない」ということは割と多い気がします。
僕自身はあまり「根性」とか「熱血」とかいうタイプではないので、今回の20000本も少し躊躇する部分はありましたが、結果としてやはり生徒たちには必要であったということを学ばせてもらいました。
生徒も僕も、日々精進です。
burwonderwall at 07:30│Comments(0)