【科学×英語教育】現役合格を優先して志望を下げてしまう「現在バイアス」に打ち勝たせる方法【徒然】10ヶ月ぶりの学校行事、体育祭を終えて改めて行事の大切さを感じた話

2020年09月26日

【教育哲学】高2であえて「東大英語」というセンスの欠片もない名前の講座を開く理由

前回の記事でも少し触れましたが、2学期から希望者を対象にして、放課後に「東大英語」という特別講座を行ってます。




まだ高2なので今後の進路に揺れはあるでしょうが、あえてこのタイミングで「東大」という名前を冠した講座を開くのには大きな理由があります。


東大に限らず一般的に通じる話だと思いますので、学校の事情によって「東大」を「旧帝大」とか「地元国立大」などに置き換えてもらえればと思います。



①東大の出題傾向を知り、シャープな対策をするため


当たり前ですが、二次試験では大学によって問われる問題の分量、形式、配点が異なります。


で、「東大英語」という講座名であれば、当然東大に特化した話ができます。


出題形式で言えば要約、リスニング、小説などがその最たるものでしょうか。


逆に「トップレベル補習」みたいなフワッとしたネーミングだと、生徒のニーズも様々なのでどうしても色々な大学を取り扱わないといけなくなります。


まあ当たり前ですよね。


当たり前なんですが、それでも「東大英語」という名前をつけるのはやや勇気がいりました。


だって、大学名で絞った結果「希望者が2人」とかになるとすごく寂しくないですか?


何より、残りの生徒たちはそこで「東大を目指さない」という意思表示を間接的にすることになるので、少しでも妥協せずに上を目指してもらいたい僕としてはあまり嬉しくない状況です。


だから、先の例のように「トップレベル補習」みたいなフワッてしたネーミングにしたくなる誘惑にかられます。


「とりあえず生徒を囲いこんでおいて、おいおい分けていくかな~」という思惑で。


僕もせめて「東大・京大英語」ぐらいにした方がいいのか迷いました。


でも最終的に東大で推すことに決めました。


そうやって「矛先」を鈍らせると、生徒の心やニーズにも刺さらなくなるのではと考えたからです。


結果、学年の四分の一を越える生徒が興味を持って参加してくれてましたが、高3対象だとこうはならなかった気がします。


「現実」という名の諦めを抱きやすくなるので、やるならやはり高2でやっておくべきです。



②高い山に登るなら仲間と一緒がいい


色々長々と書きましたが、むしろこちらがメインです。


一人だと諦めてしまうような高い山でも、一緒に登る仲間がいれば頑張れます。


受験も同じです。


孤軍奮闘するのはなかなか難しいですが、励まし合って競い合う仲間がいれば、諦めずに最後まで頑張りきれるはずです。


ある塾が発表した今年度の東大研究会の資料でも、現役生が高3の間の模試ではD判定とC判定ばかりでしたが、最後の最後にグッと力をつけ、東大文Ⅱに現役合格したというデータを見ました。


なので、諦めずに最後まで頑張れば、模試でB判定以上が出ていなくても現役なら何とかなります。


切磋琢磨する仲間を作るためには、お互いにどこを第一志望にしているかをオープンにする必要があるし、分母も大きいに越したことはありません。


そのために「東大英語」というド直球のネーミングなわけです。


この特別講座に参加することで、意志表明とクラスの垣根を越えた仲間作りの両方が一気に可能になります。


もちろん僕も今のうちに必要な基礎や東大合格を目指すにあたって適切な勉強方などをガンガン教えていくつもりではありますが、あくまでそこまでです。


参加している生徒を見るとやっぱり優秀でギラついてる子たちばかりなので、全体で下手に合わせて進めるよりも個人やグループでどんどん進ませた方がよい結果になりそうです。


なので、今のところ高2の間だけ手厚くケアしておいて、仲間作りが終わっているであろう高3からは基本自分たちで頑張ってもらい、僕はその他の生徒のケアに回るつもりです。


ちょうど今体育祭シーズンで生徒がバタバタしていて、なかなか第二回の「東大英語」の授業が開けてませんが、これから徐々にエンジンをかけていきます!


実はこれと並行してもう一つ「基礎からのやり直し講座」も2学期から設けたんですが、それについてはまた!



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burwonderwall at 07:02│Comments(0)教育哲学 

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