2020年07月09日
【教育哲学】「学び方を教える」という教師の仕事のアップデート
今日は面白い記事を見つけました。
ビル・ゲイツが称賛し、「アメリカ最高の高校」と評されるサミット・パブリック・スクールの取り組みについての記事です。
雑感も含めて少し思うところを書きますと…
生徒の主体的な学びに勝るものはない
結局はこの一点ですね。
僕たち教師がどれだけ教材研究をして、分かりやすい板書を作り、完璧な解説をしたとしても、生徒が自分で知りたいと思って学ぶことには勝てません。
授業中に教えることがあるとしても、それは教師ではなく、なるべく生徒の仕事にしたいところです。
先程の記事で書かれた内容をそのまま日本で実践するのは難しいですが、そのエッセンスの部分は十分実現可能です。
手前味噌で恐縮ですが、過去にもそういった趣旨の発言や実践を記事にしてきました。
(授業時間を生徒が学ぶ時間に置き換えてみました。結果については別記事で書きましたが、標準偏差の値が小さくなって、特に英語が苦手な生徒たちの結果が良くなりました。)
(グループワークで作問させました。出題者の視点で英文を見せてみようという狙いです。)
(自学ノートで中1から自学する力を鍛えてきましたが、中高一貫の6年の中でどういう意識で「一人立ち」させるかを考えてます。)
(「家で授業を見て、学校で復習する」というパラダイム・シフトを起こしてみました。ペアワーク、教え合いを通じて学びを定着させたいと思います。)
今後も色々と試行錯誤していくとは思いますが、この「生徒の主体的な学びを引き出したい」という方針からは外れないように思います。
理想としては、生徒が卒業するときに「あの先生何も教えてくれなかったけど、仲間のおかげで英語はできるようになった」と言ってたら最高ですね。
雨が続きますね。
僕が住んでる地域にも危険な場所がいくつかあります。
くれぐれも危険な場所には近づかないようにして、この梅雨を乗り越えましょう!
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burwonderwall at 23:03│Comments(0)│教育哲学