2020年05月06日
【英語教育・休校措置】休校が明けた後に考えていること①構造分析篇
何か今日すごくたくさんの方が見に来て下さってます。ありがとうございます。
GWも本日までですが、僕の学校はまだしばらく休校が続き、夏休みを削って授業や試験に充てる予定になっています。
休校後のことを考えるとなかなか面白いので、今回はどんな悪巧み計画を立てているかを紹介します!
構造分析プリント
休校中ほぼ毎日、構造分析解説の授業をYouTubeでアップしているので、元々の想定の三倍ぐらいのスピードで進んでます!
具体的には、準備しているプリントが【基礎篇】50枚、【完成篇】50枚の計100枚あります。
【基礎篇】…読み取りの際に必要な知識(五文型から始まり、分詞や強調構文などの再整理)について。
【応用篇】…完全に入試レベルの英文。基礎篇の知識をフル稼働させて読み解く。
※両方とも元ネタはあるので、気になる方はメッセージ下さい。
これらを帯活動として授業の最初の10分程度使って解説し、昨年度の1年間で【基礎篇】が40枚進みました。
で、今新学期始まってちょうど1ヶ月で、【基礎篇】10枚、【完成篇】6枚の計16枚進みました!
計算上では5月末には計26枚終わることになり、昨年度の60%分がわずか2ヶ月で終わるという…(笑)
残念ながらついてきてない生徒もいますが、正直この「自宅学習」という状況下では、自律できない生徒は救えないと割りきってます。(再開したらもちろん追い込みますけど。)
それよりも、毎日予習→授業のプロセスで頑張っている生徒の足を止めさせずに進み続ける方が強い集団になると思ってひた走ります。
休校後のプラン
前に記事にしましたが、試験範囲の教科書分はすでにある程度勉強できるようにしてあります。
なので、6月と7月も構造分析を進めるだけ進めて早いとこ【完成篇】の50まで終わらして、その後2周目をやるか、更に別のものを追加でやるかを考えてます。
2周目をやるとしたら、4人一組で英文だけ書かれた白文の4枚の異なるプリントを渡し、それぞれ持ち時間2分でグループ内に向けて文型や修飾の説明+和訳をやってもらいます。
最初から生徒が担当決めとくと面白くないので、毎回じゃんけんして勝った人から時計回りで割り振り。
終わったらグループ内で評価シートを記入させて、発表者に渡してフィードバック。
評価シートの観点は一つだけ。「分かりやすい説明だった」を4段階評価でどれかに丸。
1日10分足らずで4回分のプリントが終わるので、13時間使えば2周目終了、しかもこっちの仕事はタイムキーパーだけっていう。
時間に余裕があれば、ランダムで四人を指名し、教室の四隅に立たせてクラスメートに向けて解説。当たらなかった生徒は自由に誰の説明を聞きに行ってもいい…みたいにすると更にプレッシャーをかけられます。
何より「思い出すこと」と「人に説明すること」は最高の勉強方法の一つであることは科学的に証明されているので、定着にもバッチリ。
いかん。めちゃ楽しみになってきた(笑)
他にも【小テスト】【教科書】【スピーキング】など考えてますが、それはまた次回に!
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