2020年03月17日
【HR】受験を意識させるのにオススメの映画「ビリギャル」を高1三学期にホームルームで見ました。
少し前の話になりますが、この冬休みに少し時間があったので映画を何本か見ました。
僕はAmazonプライムに加入しているので、プライムビデオの中から面白そうな映画をパパパッと探して選ぶだけで見れるので、便利な時代になったなぁと感じます。
今は新型コロナウイルスのせいで家の中にいる人も多いと思うので、プライム会員とかもすごく増えたんだろうなー、と推察。
うちの子はしまじろうとかよく見てます(笑)
話を戻します。
それで少し古いんですが、「ビリギャル」を見ました。
ご存知の方も多いと思いますが、簡単に言うと「偏差値30台の学年ビリの女の子が慶應に合格する」と言う話です。
ノンフィクションとはいえ、若干煽りが強い タイトルに今まで敬遠してたんですが、「まあ暇だし」と思って軽い気持ちで見てみました。
見終わった感想:今まで見なかったこと、そして軽い気持ちで見始めたことを土下座で謝罪します。本当にいい映画でした、どうもすみませんでした!
いやーもうね、本当に感動的でした。
受験がテーマなんで、「ドラゴン桜」的な、受験テクニックバリバリな話かと思ってました。(まあそれはそれで面白そうですけど)
でも実際見てみると、大学受験を通して人生の希望を見いだすという話でした。
僕には娘がいるので親目線でも見てしまったせいか、ここ最近で一番感動しました。(何がそんなに良かったかについては後述します。)
これは是非生徒に見せたかったので、三学期最初から学年団に相談し、ついにHR二時間を使って高1生徒全員で「ビリギャル」を見ました。
1年で英語の偏差値が30から70まで上がったというのに皆「えぇっ?!」ってなってましたが(笑)、最後まで適切なリアクションをしながら映画を見てました。
日誌や自学ノートに感想を書いてくれた生徒もいました。
「壁一面に勉強した内容を書いた紙を貼ったり夜遅くまで勉強したりする姿に感動しました。僕自身まだそこまで勉強できていないので、まずは次の試験に向けて頑張りたいと思います。」
僕がこの映画から感じたことは、大学合格のために一生懸命勉強して努力することには周りを感動させる力があるということです。
「プロになるために全力で野球の練習をすること」が美談として語られることはあっても、「志望大学を目指して全力で勉強すること」にはなぜか価値が置かれません。
それどころか、「ガリ勉」「点取り」「勉強ガチ勢」……など揶揄する言葉のほうが目につきます。
それがなぜかは置いておいて、少なくとも「ビリギャル」にはその価値観の歪みに気づかせてくれます。
見終わった後、僕はこういう言葉で締めました。
「勉強することって実はめちゃくちゃロックだよね。」
受験に関係する仕事をする人には、是非一度見てもらいたいと思います!
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