2020年02月16日
【徒然・特別授業】来年度に読書×プレゼンの特別授業を週一コマで行います。
僕の学校では高2になると週に一回選択制の講座型授業があります。
希望する教員が、教えたいことや生徒と学びたいことを基にして講座を開設します。
講座のジャンルは多岐に渡ります。
例えば、福島原発視察、沖縄の歴史研究、プログラミング、科学オリンピック、哲学、言語学、映画、音楽、陶芸…などなど。
僕も過去2回持って、「サバイバル学」とGoogleが研修で行っている「Search Inside Yourself」(マインドフルネスの実践)を行いました。
そんなこんなで、毎年人の出入りはありますが、大体15講座ぐらい開かれます。
…って言うと、大体他校の先生方からはこう言われます。
「そんなにやりたい教員いるの?」
って。
いるんです。
しかも、給料には全く反映されないボランティアです。
「それなのにやりたい教員いるの?」
それなのに、いるんです。(笑)
普段の授業から離れて教えたいことを教えるのは、一種のデトックス効果があります。
普段の授業と違って「教科書」や「結果」がありません。
あるのは、
「自分が教えたいこと」
「学びたい人たち」
「自由に教える」
ことだけ。
「一人の人間として、何をどう教えられるか」を突き詰めて考えられる機会は貴重だと僕は思います。
そして来年度は、僕が教え上がった生徒たちが高2になるので、一年ぶりに講座を開きたいと思います。
今僕が35歳ですが、「この知識や見方が高校生の時からあれば人生変わったかも」ということは多くあります。
そういった知識のほとんどを、僕は読書から得ました。
だから、僕の講座では生徒と一緒に僕がお勧めする本を読みたいと思います。
とは言ってもただの読書会ではありません。
その後に読んだ本の内容をできるだけ分かりやすくプレゼンしてもらいます。
プレゼンするためには本をさらに読み込まないといけません。
読んだ内容をプレゼンすることで、読んだ本が記憶により定着しやすくなります。
つまり、
Input×Output=最強
ってなわけです。
読む本のジャンルは色々考えてますが、少なくとも「本をどう読むかという本」と、「どう学習するかという本」をメタ知識として入れたいと思います。
あとはその時々で僕が読みたいと思う本を購入していきますが、一学期と二学期で10冊ぐらい読みたいですね。
買った本についてはまたブログで紹介していきます。
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