2019年11月28日
【英語教育・アクティビティ】「定期テストの模試作り」のバージョンアップ
2学期中間に引き続き、今回も定期試験の模試作りをクラスごとに行いました。
2回目ということもあって、生徒もだいぶ慣れてきましたが、今回は前回の反省を踏まえて、少しバージョンアップをしました。
2回目ということもあって、生徒もだいぶ慣れてきましたが、今回は前回の反省を踏まえて、少しバージョンアップをしました。
①グループのメンバーを6人→4人に減らした。
1台のパソコンで作成するので、人数が多いほど「蚊帳の外」の生徒が生まれてしまいがちです。なので、今回は人数を減らしてグループの数を増やし、なるべく皆で考えて作るということを意識させました。
前回よりも一人ひとりが能動的に取り組んでいたので、狙い通りでした。
②作成した全てを印刷するのではなく、クラス内選抜でトップ4を印刷する。
前回は一クラスで7問ずつ作成してすべて印刷しましたが、生徒が解ききるには少し多かったようなので、クラス内で選抜することにしました。選抜する際には、グループのリーダーが自分のグループ以外の模試の中から「これはいい問題」と思ったものを3つ選んでもらって、獲得票の多かったものを印刷します。
ただし、クローズドな感じにはしたくないので全問題はまとめて印刷して掲示板に貼っておき、「グループリーダーは選考の際にグループのメンバーと相談しても構わない」旨を伝えます。
また、選ばれなかったものをそのまま捨てるのはさすがにかわいそうなので、クラス内では印刷して共有します。
結果として
模試作成により主体的に取り組める生徒が増えました。やはりグループあたりの人数を減らすことで責任感が増すのでそれは大事ですね。
本当は3人ぐらいが先人の教え的にもいいんでしょうが(「三人寄れば文殊の知恵」)、グループ数が増えすぎると選考が大変になり、結果として本当に良いものが選ばれない可能性があったり、「どうせ選ばれないから適当にやろうぜ」というグループが生まれそうなので、僕の勤務校のクラスサイズでは4人が限界かな、というところです。
前回の取り組みとあわせて是非参考にしてみてください!
(過去記事)