2019年11月17日
【英語教育・アクティビティ】Dream TV Shopping~英語のプレゼン力をテレビショッピング形式で高める~
42Tokyoの記事を前回書いたんですが、検索ワードから非常にたくさんのアクセスを頂いてます。このことからも42Tokyoが世の中に非常に大きなインパクトを与えている事がわかりますね。
都会と地方との情報格差の壁を乗り越えて、これからも生徒に役立ちそうな情報は積極的に取り入れて伝えていきたいです。
さて、今回は2学期後半のスピーキングの活動である【Dream TV Shopping】をご紹介します。この活動は6年前にも同じ高1で行いましたが、非常に盛り上がりました。
グループワークで、3分ノーカットのテレビショッピング番組を作成→iPadで撮影→鑑賞会を実施→投票→優秀作品選出という流れです。
詳細は続きをどうぞ!
何をPRするか
PRする商品については、「現実にはないけどこんなものがあったらいいな」というものを全員に考えさせます。(例えば、「かけたらテストの答えが分かる眼鏡」とか。)
そのアイディアを夏休みの宿題として書かせて提出させました。
・手書きのイメージ図
・価格設定
・特徴(英語で100語以上)
撮影準備
5人~6人のグループを作ったあとに、提出させたエッセーを返し、グループの中で商品としてPRしたい良さそうなものを一つ選びます。(宿題を出していない人は気まずい感じになります。)
また、商品の機能を増やす、減らす、変えるなどの設定変更はOKと伝えてます。
あとは以下の撮影条件に従ってグループ毎に原稿を作らせて準備させます。
撮影条件
・ノーカット3分以内で撮影
・喋る人、カメラマン、黒子の役割分担をし、撮影時に全員が何かしらの仕事をする
・PRする商品を何かしら準備すること(ただし校則で禁止されているものは不可)
・放課後の教室を二つ確保し、交互に使用して撮影
・黒板、机、椅子の配置は自由
特に、カメラマンを生徒にさせることが大事です。ノーカットなので、どのタイミングでどう切り替えてどう写すかまで生徒に考えさせておくと、固定カメラより自由度が上がって面白い作品になります。
鑑賞会+優秀作品選出
一クラスで7グループなので、二クラス合同で計14グループ×3分=42分になります。
皆で見ながら、相手のクラスを評価し、最終的に合計点の一番高いグループに投票してもらいます。評価基準は以下の3つ。
・商品の魅力を感じたか
・説明は分かりやすかったか
・面白かったか
それぞれ五点満点で評価してもらい、各クラス一位から三位を優秀作品として決定します。
そしてまた次回高1を受け持ったとき、優秀作品の中から良いものを生徒に見せてイメージ作りに利用します。
以上、【Dream TV Shopping】というアクティビティの紹介でした!