2019年11月13日
【恥さらし】フィリピンから先生方が団体で来たときに、もう英語教員辞めようかと思うぐらい凹んだ話。
先日、フィリピンから30人程の先生方(もちろんフィリピン人)の団体が学校見学に来られました。
授業見学自体は時々人が出入りするぐらいのものだったんですが、この日、英語教員辞めようかと思うぐらい凹む出来事がありました。
正直まだ立ち直りきれてないんですが(笑)、逆に恥をさらすことで自分を奮い立たせようと思います。ではどうぞっ。(ドキドキ)
あれは昼休憩中のことでした。
フィリピンから来た先生方のことはほとんど頭に無く、担任団の先生方と談笑をしていたら突然「申し訳ないんだけどフィリピンの先生が英語科主任に聞きたいことあるらしいんだけどちょっといい?」と、応接を担当していた先生から声を掛けられました。
何を聞きたいのか分からないまま、同じく声を掛けられた数学科の主任と一緒に控え室となっている会議室へ。
一対一でやり取りをするのかと思いきや、全員が前を向いて御待ちかねの様子。
通訳の方もいらっしゃって、完全に「質疑応答」感が漂ってました。思えばこの時にすでに場の空気に呑まれてしまっていました。
フィリピン人の先生が一人ずつ手を挙げて質問をされ、数学のカリキュラムや教科書に関する質問が続きました。
数学科の主任は通訳の方に日本語で話し、それを訳してもらうという感じでしたが、話題はICT機器の使用について移り、僕が答えることになりました。
通訳の方に任せても当然良かったんですが、まあこれぐらいならと思って自分でしゃべることにしました。
英語科でどのようにICT機器を使うかという具体例を話し始めたんですが……何というか、話を聞いているときの空気感が想定していたものと全然違いました。
こちらの話していることにうなずきはするけど、しっくり来ていないことが雰囲気で伝わってきます。
で、僕。
めちゃくちゃ焦ってしまいました。その場の得体の知れない空気感を何とかひっくり返そうと思ってしゃべりましたが、手応えはまったくなく。英語教員なら何かしらプラスになることは言っているはずなのに、全然響いてない。というか、この人たちは何を聞きにきたんだろう。
四苦八苦しながら喋りましまが、最後の方は「もうとりあえず終わった」という感じでした。
全然まとまったことをしゃべれなかったのが悔しくて仕方ありませんでしたが、あの空気感は何だったんだろうと思って、その後素性を聞いてみると……
彼ら全員がフィリピンで校長や理事長という管理職の団体だったということが分かりました。
確かに相応の年齢の方もいましたが、明らかに40代ぐらいの人もいました。どおりで英語教育の具体的な話をしてもピンとこないはずだと。彼らは学校全体でICT危機をどのように、どれぐらいの頻度で扱っているかを聞きたかったのです。「英語科主任」ということで呼ばれたので、てっきり英語科について聞きたいのかと思ってました。
いや、というか普通そう思わない?
……ということで、フィリピンの先生の前だけでなく、数学科主任と応接担当の先生と通訳さんの前でグダグダな英語を喋ってしまい、英語教員としての自信を著しく削がれた、という恥さらしでした。
あー、恥ずかしい(苦笑)
勉強します。
burwonderwall at 23:10│Comments(0)│恥さらし