【徒然】インタビューを受けたときの記事の原稿が届いたけど、本当にそれっぽくなってて感動した話【徒然・目標管理】欲しかったSamsoniteの3wayタイプのカバン(エピッドプラス)を買ったら、やっぱり子育て世代には最高だった話

2019年11月10日

【入試・教育哲学】外部検定試験延期になってもオンライン英会話を含めた今の教え方がやっぱりベストだと断言する理由。

11/1に外部検定試験の利用が延期されることが決定しました。

制度そのものに賛否はあれど、バッチリ対策をしていた学校や先生方からすれば「はしご外し」もいいところでしょう。考えればもっと良い手は打てたでしょうに、なんだか情けないですねぇ……。

僕の学校でも今の高2が中3のときからオンライン英会話を導入したりして(つまり約3年前から)、スピーキングに対応できるようにしていましたし、現に「あの英会話の時間は何だったんだ」と高2担当者はぼやいたりしてます。

僕も現在高1でオンライン英会話の授業を行っています。が、僕は全く後悔も徒労感も感じていません。むしろ、入試でスピーキングが問われないと分かっていてもオンライン英会話はやらせたいぐらいです。
そのあたりについて今日は書いていきます。


英語を教えて生徒にどうなってもらいたいのか?

僕のゴールは2つ。
「世界を変える人間になってもらいたい」
「豊かに幸せに生きてもらいたい」

それを実現する手助けとして英語を教えています。
スピーキングやライティングができないと発信はできません。
リーディングやリスニングができないと上質な知識や情報にアクセスできないかもしれません。
だから僕は入試で問われなくても高3でスピーキングをさせたし、これからもさせていきます。
大学入試は確かに大切です。しかし、それだけをゴールにすることの危うさを今回の事例が浮き彫りにしました。

文法理解をベースに四技能をきっちり教えていけば、大学入試は余裕で越えられるハードルのはずです。

例えばもし教員がセンター試験を解いて、「問題の傾向が変わったから出来なかった」とか言ったら、生徒は多分「え?」ってなりますよね。「それ言い訳じゃない?」とかヒソヒソ言われます(笑)

圧倒的な英語力があれば「出題傾向の分析」や「対策」をしなくても解けるはずだと僕は思ってます。だから大学入試がどうなろうが生徒に圧倒的な英語力を身につけさせられれば、「後は四技能どこでも好きに測って下さい」とすることが僕の目標です。

ただし、僕はライティング(特に自由英作文)の指導はあまり自信がありません。一人で一学年(200人弱)担当しているので、生徒全員に英作させて、チェックして、書き直しさせて…というのがどうにも億劫です。フィードバックがないうちに練習を重ねると、自分の間違った表現を習得してしまうことが最悪なので、授業では「授業中に皆で考えながらモデル文を作成し、それを覚えさせる」ということをライティングの中心にしています。

その点オンライン英会話はありがたくて、発話英語のフィードバックがすぐさま返ってきます。訂正された英語表現は当然ライティングにも生きてくるし、リーディングやリスニングでも理解しやすくなります。

なのでオンライン英会話は今の僕の授業スタイルと育てたい生徒像にフィットしているので、スピーキングの外部試験があろうがなかろうが僕としてはこれからも授業に入れたいと思っています。

というか、そもそも今回の入試「改革」については目的、手法も含めて懐疑的だったので、どこかでひっくり返る可能性もあるのではと思っていました。(まさか大臣の失言で延期されるとは夢想だにしてませんでしたが。)
なので検定対策ありきのスピーキング指導をしてこなかったのが結果として良かったです。

指導要領や受験という「制度」ではなく、「生徒」の未来を信じて授業を組み立てないといけないとまた改めて強く思いました。


burwonderwall at 20:17│Comments(0)入試 | 教育哲学

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