模試の結果と長文「一日一題」教師冥利とライバル心

2015年11月29日

2学期の間に長文を100以上読ませる方法

ここでは、高3の生徒に、2学期の間に長文を100以上読ませた方法を書きます。

まずは、 三種類の教材を準備します。

① 授業で解説する用の教材2冊(二次レベル)

②授業で用いるが、解説はしない教材2冊(センターレベル・速読)

③課題用の教材2冊(二次レベル)

1冊大体15題〜20題ほど長文を含んでいます。

6冊やれば90〜120題が終わりますので、目標達成です。



具体的な進め方としては…




まずは生徒にA4ノートを購入させます。

①と②を、答えと解説も一緒に印刷したものを生徒に配布します。

A3の左側が2面付けした問題、右側は答えと解説です。

入りきらない場合は4面付けせずに、枚数を増やします。


一日の授業では、①を1枚、②を1〜2枚配ります。

生徒にはウォーミングアップとして、②を先にやってから①をするように言います。

そして、僕は何をするかと言うと、①の解説を行います。

そうすると、当然解説を聞きながら問題を解くことはできませんので、

「問題を解く生徒」か「解説を聞く生徒」のどちらかになります。


先生によっては、そういう状況を許容できないと思います。

僕も悩みました。

僕が解説を全員に聞くように言えば、生徒はちゃんと聞くと思います。

でも、解答も解説があって、更に僕の説明を聞かないといけない生徒は

全員ではないと思いました。

そして、僕の念頭にある考えですが、教員は生徒の学習のサポーターであって、

常に居続けないといけないリーダーではない、ということです。

彼らが高校を卒業したあとも、多くの学びの機会があります。

でもその時に僕たち教師は横にいません。

生徒たちは、自分の力で学び続けて行く力が必要です。

教師の最終目標は、生徒に教師が必要なくなることだと思います。

だから僕は、生徒が自分で解答と解説を読んで十分だと思うなら、

それでいいと判断しました。


授業の最初に解説がいるかどうか聞いて、手が一人でも挙がれば解説する。

そうでなければ、その問題の解説は飛ばして次をやる。

毎回手を挙げる生徒も数名いますが、大半の生徒は自分で読むことを

しっかりやっているように思えます。


解説については、問題にはほとんど触れず、

どのように長文を読んでいくかだけにフォーカスします。

一般論の導入から始まり、逆接で自説の展開。

分かりやすくなるように具体例があり、

一般論どの対比を行って自説を強調し、

自説とは逆のベクトルに向かう内容を譲歩として挿入しながら

最後は自説を展開する。

というように、板書は英文よりも、そういった強弱をつけた内容が

日本語で並びます。

前回のエントリで説明しましたが、英語そのものに触れることも

ありますが、それよりも論展開の方を明示的に解説しています。



そして、③の課題用の教材については分割して、

学期に6回テストを行いました。

中間までで1冊、期末までに1冊の、計2冊です。

本当にやったかどうかはチェックしません。

テスト一発勝負です。

①、②で手一杯の生徒はここまで手が回っていない気がしますが、

問題の難易度を多少低めに設定してやると報われると思うからか、

意外と点数を取るな、という印象です。


これを二学期ひたすら続けて、

生徒が触れた長文は一日一題以上のペースで108題に達しました。

(実際私が解説したのは40題程度ですが)

解説が間に合わないから英文に触れる量を制限するのではなく、

力の限り、時間の限り英文に触れさせようと思うとこういう方法になりました。


12月からはセンター対策として、

全体で前を向かせた指導に切り替えて

残り数回の授業をやっていきたいと思っています。

久しぶりなので、緊張していますが。笑


以上、2学期の間に長文を100以上読ませる方法でした。

お読みいただきありがとうございました。

今日は妻にかわって、娘の世話を主体的にさせていただきます。


burwonderwall at 08:32│Comments(0)

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