【テスト】小テストで相互採点をさせるときに忖度を防ぐためのテクニック3つ【徒然】10連休の楽しみ   ーそうだ、読書をしようー

2019年04月29日

【テスト】小テストの追試で同じプリントを使い回してても、生徒がズルしているかを秒で見抜く方法

今回は、「追試で教師が楽をしようとすればするほどズルをしやすくなる」ということの具体例と、そのズルを秒で看破する方法をお伝えします。

あるアイテムが一つあれば、4月に追試のプリントを1000枚ぐらい印刷しといて、一年間同じプリントを使い続けても問題ありません。

ではどうぞ。




具体例:「楽な追試」とはどのような追試か

例えばこんなプリントです。IMG_20190214_211642

これは暗写テストの本試(左)と、追試(右)です。
この追試のプリントはLessonとsectionが(   )抜きしてあるので、それこそ一年間使えます。しかし、そのときに起こり得る問題点が……。

問題点:プリントを持ち帰って家で書き込んで来る可能性に対処しないといけない。

こういう不正がまかり通ると、この追試のシステムはほぼ崩壊します。
僕自身もプリントに記号を打ったりしましたが(テストプリントの右上に小さく記号があります)、印刷を小まめにしないといけなくて不便だし、パラパラと確認するのも何だか面倒です。
しかしそれを解決する方法を見つけました。

解決方法:ズルを秒で見破るアイテムを使う


そのアイテムが、これです。


そう、パンチです。何のパンチでも構いません。ある程度の枚数に穴が開けられればオッケーです。

これで、一回の追試で必要な枚数のプリントに穴をあけます。場所はどこでも構いませんが、丁度中心とか予測がつくところはダメです。本当に中途半端に、適当に、上でも下でも右でもどこかに穴を開けます。
そしてそのまま配って追試を行い、テスト後に回収します。

さて、ではもしも生徒がこっそり持ち帰ったプリントを提出するとどうなるかと言うと…

もうお分かりですね。
重ねたときに穴が通らないんです。

プリントをまとめて開けた穴に目を通すだけで、その時間に配られた追試用紙か分かる。まさに秒殺。使う物は普通のパンチのみ。

同じような小テストをされる方は、是非やってみてください!


burwonderwall at 20:52│Comments(0)テスト | 英語教育

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