【徒然】僕の愛車を紹介します。【長期休暇】10連休に宿題を出した人はいるかもしれませんが、夏休みの宿題まで渡した人は僕です。

2019年04月28日

【自学ノート】家庭学習の最終的なゴールは自学力の育成です。(高校生の自学ノート指導)

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最近自学ノートに関するアクセスを多くいただいています。 4月ということで、多くの方が 勉強習慣を確立する方法として色々なやり方を模索されているんですかね。

個人的には家庭学習において自学ノート最強説は揺るぎないんですが、中1~高3の指導の中で、改めてゴールを明確にしながら高1段階での実践を紹介します。





まず、家庭学習のゴールは何でしょうか?

僕にとってのゴールは、自分で学ぶ力を身につけることです。

アクティブラーニングや反転授業でも、求められているゴールは同じです。
学習者の能動性が学習効率を大きく上げるということは自明です。授業中ならば能動性を上げるための仕掛けを作ることは容易ですが、日々の家庭学習についてはテストなり受験なりといった外的動機に支えられているという状況が多分にあると思います。

ですが、想像してみてください。
もし自分の生徒たちが自分で学ぶ姿勢を身につけて、家庭でもガリガリ勉強し出したらどうでしょうか?
全体としてとても力がつくと思いませんか?
そんな集団作りにワクワクしてきませんか?

これが、僕が自学ノートを続ける理由です。
というか3年間で3000ページも自発的に勉強されたら止めたくても止められません。

今の学年は中1から受け持っていて、中1から中3まで毎日2ページずつ自学ノートをさせてきました。現在はそのまま持ち上がって高1になりました。

他校では高1になった瞬間に手を手を引く所もあるようですが、非常に勿体無いですね。高1の1年を乗り切るための中学3年間の習慣があるので、このタイミングで手を離してしまうと、受験が近づいたタイミングで結局またテコ入れが必要になります。1から10にするよりも0から1にする方が難しいものです。

かと言って、中学生と同じように「毎日提出だからやる」というのでは、最終的に自分の力で勉強ができるようにならないので、高1はその橋渡しをする時期と言えます。

具体的には中学生のように毎日2ページではなく、一週間に2回提出で1回4ページという条件にしています。 
生徒には、「ためてしまって4ページを前日の夜に必死にやることになる人もいるだろうけど、そのときは『何が毎日勉強することから自分を遠ざけたのか』を考えて改善していくようにすることが大切なことだよ」と伝えています。
(心理学の研究では、目標達成のために必要なものは自分を責めたり罰したりすることではなく、こういったマインドセットにあると言われています。)

高1の終わりには、一週間に1回で8ページ提出という風にして、自立的に(あるいは自律的に)家庭で勉強が出来る高2、高3にします。

ユメタン1、ネクステージも本格的に取り組み始めて、生徒の取り組みに今かなりの手応えを感じています。またそちらも連休中に記事にします!

三学期にこの高1からトップレベル模試だけではなくて標準レベルの模試(確か進研模試)を受ける予定になってますが、学年平均偏差値で65以上を取りに行きます。


 


burwonderwall at 21:55│Comments(0)自学ノート 

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