2019年02月25日
【徒然】久留米附設に授業見学に行ってきました。
この金曜日に私学の英語科の研究会で久留米附設に行ってきました。
元々40名の募集でしたが、やはり皆さん興味があるらしく、大幅にオーバーの55名の先生方が、北は北海道から南は鹿児島まで、まさに日本中から久留米に集まりました。
僕も初めて久留米附設に行きました。時間ギリギリでしたが、正門をパシャリ。
金曜日の平日ということで生徒は全員登校しています。
中1、中2、高2の授業が公開ということですが、二時間しか見学する時間がなかったので懇意にして下さっている先生の授業(中1)を一時間参観して、次の時間で残り全ての授業を見学させてもらいました。
本当に、先生方一人一人が熱意と哲学を持って授業をされていて、とても刺激を受けました。特に気になったこと、感じたことなどを備忘録として記しておきます。
・英語の授業が面白いのは必ずしもinterestingなだけではなく、funnyな要素があってもいい。
・全員が板書してそれを採点する活動は初めて見たが面白かった。必然的に生徒の字が小さくなるので、読み上げて解説する必然性が生まれ、生徒が全員顔をあげて聞いていた。
・洋楽を使って雰囲気を作ることを附設でもしていて、何だかそこに関しては自信を持てた。(笑)
・「よりよい方法」を探すことに終わりはない。ベテラン教員でもチャレンジする姿勢を。
・ハード面、ソフト面でできることの選択肢が増えれば増えるほど、「なぜこの活動をこの方法でやるのか」という部分をクリアにしなければ「なんとなく」な活動が増えてしまう。
・50分をフルに使いきる意識はやはり大切。
以上感じたことなどをとりとめもなく書き残しました。
授業後の振り返りでは佐賀の先生2名と大阪の先生とで4人グループになりましたが、佐賀の先生から家庭学習をどう授業と結びつけているか、と意見を聞かれたので自学ノートの話をしたところ、「それ人間に可能なん?」みたいな間があったので、補足でこんな話を簡単にしておきました。
まあでも多分信じられてないだろうな(苦笑)
その後の懇親会にも飛び入りで参加させて頂いて、色々なところでお名前を拝見する先生方と直接お話をさせてもらいました。
授業を見るのも勿論大切なことですが、年間で約100時間あるうちの1時間を見て授業なりを理解した気になるのはやはり危険です。
その授業に行き着くまでの過程、その裏に流れる教育哲学、そしてその授業を受ける生徒分析まで聞いて、初めて腑に落ちたり目から鱗が出たりする体験に繋がります。
本当に勉強になる、楽しい一時を過ごさせて頂きました。
このブログの「中の人」としてバレていくのは正直恥ずかしいんですが(笑)、少しでも有益な情報なり考えなりを発信していけるように今後とも楽しみながら続けていきます!
burwonderwall at 20:50│Comments(0)│徒然(日常)