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2019年02月26日

【教育哲学】林修先生と鉄緑会に関する2つの動画を見て、進学校で働く英語教員が本当に気を付けないといけないと感じたこと

最近YouTubeで色んな人の講演を聴きながら家事をしてます。

堀江さんの話はradicalで面白いし、鴨頭さんの生き様や考え方は胸が熱くなるし、武井さんの身体感覚やスポーツに対する分析は、剣道家の端くれとして面白いです。

日常聞けない話を聞けるのがリラックスにつながりますが、それでもどうしても見出しに釣られて教育関係の講演や番組(の一部)を見てしまいます。

今日はその中でもハッとさせられた林修先生の言葉と、それを再確認した鉄緑会に関する動画を紹介します。


まずは林先生の動画で語られたことの要旨です。(動画を探したんですが、見つかりませんでした。どなたかご存じでしたら教えて下さい。)

「僕は一応国語を教えているが、僕の仕事は国語をできるようにすることではなく、生徒を合格させること。だから、ある生徒が国語にハマって国語ばかりするようだとその生徒を注意します。ちゃんと他の科目をやれって。」


そしてもう一つ。鉄緑会(首都圏で圧倒的東大合格力を誇る塾)についての動画。

 
ここでは、なぜこの鉄緑会がそれだけ力を伸ばすことができるのかについて語られていますが、現役東大生が講師として働いていて、「合格した人のリアルな体験談が聞ける」のが一つ大きなファクターであると述べられています。
つまり、全科目の勉強をどの時期にどの程度まで進めればいいのかを、合格者の視点から見ることができるわけです。

さて、そこで振り替えって学校の授業を考えてみます。僕自身は東大の入試問題の指導をしたこともあるし、生徒が塾に行かずに東大模試や入試でそこそこ点数とるだけの日常的な指導も出来ていると思います。
しかし、東大の入試を受けるつもりで勉強したことはないので、どの時期から理科や社会の勉強を始めるべきかは分かりません。
ただ何となく、高3になったときは家庭学習として英語の宿題を出すのは避けようと思ってましたし、今もそう思ってます。
しかし、その意識がないまま高3の冬に英語を完成させるつもりで授業計画を組んでしまうと他教科の勉強が間に合わず、英語がいくら出来ても結果として不合格となってしまいます。

この全体のバランスを見るためにも、合格した生徒から勉強のタイミングなどについてヒアリングを行い、それを全学年全教科の教員で共有する必要があると思います。

当たり前の話ですが、自分の科目に一生懸命になりすぎる質なので、気を付けようと思った話でした!


burwonderwall at 05:19│Comments(0)教育哲学 

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