【英語教育】教科書New Treasureの扱い方  新出単語②【徒然】教育研究会に行ってきました

2018年11月16日

【英語教育】授業で洋楽

文化祭やら新人戦やらでバタバタの11月。

どうにかならないものか、と毎年思いますが、今年もどうにもなりません(笑)

さて、最近の授業では洋楽を最初にかけてます。

「単なる教員の趣味」と言われたらその通りなんですが(笑)、その意味を少し考えてみます。


洋楽を授業で扱う意味

①一番手を出しやすいauthentic教材
映画も英字新聞もいいんですが、時間がかかるのが難点です。
その点洋楽は3分半~4分で終わります。同じ曲をかけ続けてもいいので、準備もいりません。
何より、生徒が興味を持てば自分で勝手にYouTubeでリスニングしてくれます。

②多感な時期だからこそ響く
僕は大体中3から洋楽を授業で使いますが、この辺りの年齢って、すごく「かっこいいもの」への憧れが強い気がします。
僕自信がそうだったからですかね?いずれにせよ、この時期はなるべく「かっこいい音楽」を聴かせてあげたいと思ってます。

③「英語=お勉強」という枠を崩す
やっぱり英語って受験の上でとても大切な科目だし、「単語を覚えて、文法覚えて、長文読んで、問題に答えられたら英語ができる人」というイメージがあるのは否めません。だからこそ、その狭い枠の外に広がる英語の世界を垣間見て欲しいし、それによって日々のインプットもよりvividなものになると思います。

ということで、前は紹介したする程度に一回だけしか流さなかったんですが、今は授業始まって小テスト後に毎回かけてます。
生徒がじっと聴いているのも変だし、かといって無理に歌わせるのも気まずい空気になるので、「CDにあわせてBuzz Readingしよう。声は出さなくてもいいから、CDと同じタイミングで口を動かすように」と言うと、段々声が出てきていい雰囲気です。ぜひ試して見てください。


今はNickelbackのHow You Remind Meを流してます。サビのThis is how you remind me of what I really am.には、関係副詞、関係代名詞、remind A of Bなど大事な用法がたくさんあります。


ちなみにボーカルのチャドの奥さんはあのアヴリル・ラヴィーンで、日本のロックバンドOne OK Rockのメンバーがアヴリルの妹と数年前に結婚したんですが、日本では「アヴリルの義理の弟すごい」って騒がれてるけど、こっちからしたらむしろ「チャドの義理の弟」っていう方がすごい、って生徒に言うと、若干ひいてました(笑)

この後に分かったんですが、2015年に離婚していたそうです。丁度第一子が生まれて色んなことから遠ざかった頃だなあ。ちゃんと調べるべきだったと反省。
アヴリルがHow You Remind Meをカバーしたのは2013年みたいですが、男女の別れをテーマにした曲なので、すごいブーメラン。

高1ぐらいまでは色んな曲をかけようと思います。また文法とオススメ洋楽のリストなんかも作りたいですね。





burwonderwall at 21:42│Comments(1)英語教育 | 洋楽

この記事へのコメント

1. Posted by wonderwall   2019年01月06日 23:57
一部加筆、修正

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