【英語教育】中高一貫校の中学生に身につけさせたい力① 英語の語感【英語教育】自学ノートを2年半続けたら生徒がノート12冊分勉強した。     

2018年10月17日

【英語教育】超ベテラン教員に教えてもらったテスト作りのコツ

現在中間試験が行われています。

僕にテストは木曜なので現在推敲中ですが、
テストを作るときに、僕がいつも思い出す言葉があります。

それは僕がこの学校に勤めた初年度に、
超ベテランの国語科の先生から言われた言葉でした。 

ある日僕が試験問題を作っていると、
当時横に座っていた先生が僕のパソコン画面を覗き込んで、こう言われました。
※関西人の先生でしたので、僕の中で可能な限り再現しています(笑)

「ま〜たキミはそんな難しそうな問題を作って。
   ええか、テストっちゅうんは難しければええもんやない。
   それは教師のただのエゴや。
   テスト作りのコツは、
 【なるべく簡単に作って、なるべく厳しく採点すること】や。
   どや?簡単そうやろ?
   でもな、簡単に作るのが一番難しいねん。
   この広〜いB4の紙の上に、一行だけ問題文が書いてあって、
   あとは全部解答欄。それが究極やねん。
   難しくて、ボクもいまだにできひんわ(笑)」


僕が初年度に中3を教えたときの学年主任の先生でした。
今は定年退職されて大阪に帰られてしまいましたが、テストを作るときには
いつも思い出し、そして「ああ、またエゴな問題を作ってしまったなあ」と
反省してます。 

今年は特に3回目の中3なので、本当に情けない限りです。

生徒が諦めるテストではなく、悔しがるテストこそが
生徒を「育てるテスト 」なんでしょうね。

そんな視点を一年目から下さった先生には感謝しています。
定年退職するまでには作れるようになりたいものです。 

burwonderwall at 01:39│Comments(0)英語教育 | 教育哲学

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