2018年10月

2018年10月21日

【英語教育】教科書New Treasureの扱い方  新出単語①

中高一貫校だと、おそらく多くの学校で採用されているNew Treasure(以下NT)。
その教科書の使い方を何回かに分けて紹介します。

ありがちなスタイルと、その問題点、そして実際どうやっているかを一セットにしてみます。

今日は大体レッスンの最初に来る新出単語について。

【ありがち】…単語をノートに書かせて、辞書で調べて和訳を書く。

これは教員も生徒も時間の無駄だとおもいます。理由は以下。
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burwonderwall at 16:55|PermalinkComments(0)英語教育 | 単語

2018年10月18日

【英語教育】自学ノートを2年半続けたら生徒がノート12冊分勉強した。     


自学ノートを毎日2ページさせて提出させてます。
今日は、中1から始めた自学ノートが2年半でどれぐらいのページ進んだかを紹介します。

DSC_0058~5


写真は今日提出のノートの一部です。
見づらいかもしれませんが、ノートの上にページ数を書かせてます。

今日の時点で、最低限の生徒で700ページ、真ん中あたりが1000ページを越えたぐらい、一番多い生徒で2900ページでした。

内容としても、ただ単語を書くのではなく、自分で赤で直しをしているのが見えるでしょうか?
量と質の二つが担保されてこそ、自学になり、英語力を伸ばし、生徒の自信につながると思います。

このクオリティの勉強を2年半で15行ノート12冊分、一番多い生徒で48冊分したことになります。

ある生徒の友達(別の中学校に通う)が家に遊びに来て、彼のこれまでの自学ノートが置かれた棚を見て、

「辞書か!」

と突っ込んだらしいです(笑)


僕の周囲の先生は「毎日よくやるねえ」みたいなリアクションですが、僕からしたら「具体的な宿題出さなくても生徒が勝手に勉強してくれるのに、何でやらないんだろう」って感じです。
日本人ではなく、なぜか最近ネイティブの先生が僕の真似をして中1でやり始めました(笑)

具体的なやり方については以下も参考にしてみて下さい。
    ↓
過去エントリ
「自学ノート」

以上、「自学ノートを2年半続けたら生徒がノート12冊分勉強した」でした。


burwonderwall at 21:03|PermalinkComments(0)英語教育 | 自学ノート

2018年10月17日

【英語教育】超ベテラン教員に教えてもらったテスト作りのコツ

現在中間試験が行われています。

僕にテストは木曜なので現在推敲中ですが、
テストを作るときに、僕がいつも思い出す言葉があります。

それは僕がこの学校に勤めた初年度に、
超ベテランの国語科の先生から言われた言葉でした。 続きを読む

burwonderwall at 01:39|PermalinkComments(0)英語教育 | 教育哲学

2018年10月05日

【英語教育】中高一貫校の中学生に身につけさせたい力① 英語の語感

前回のエントリーで、問題演習だけでは本質的な力をつけないという話を書きました。

今回は、僕が考える「中学生のうちにつけさせるべき力」を書いてみます。

※書いてみたらすごく長くなったので一つずつに分割して記事にします。

では、どうぞっ。

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burwonderwall at 21:15|PermalinkComments(0)

2018年10月04日

【英語教育】問題演習の甘い罠

現在中3を受けもっています。
中1から3年目となりますが、中高一貫校において中3、高1は「中だるみ」の時期と言われます。

そんな中3に、この冬Z会のトップレベル模試が控えています。

うちにとっては最初の模試になるので、是が非でも結果がほしいところですが、あえて問題演習は行わないようにしています。

その理由を説明します。
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burwonderwall at 17:30|PermalinkComments(1)英語教育 | 教育哲学