2016年06月

2016年06月12日

単語力を鍛え上げる

お久しぶりです。

この時期ってなんでこんなに忙しいんだろうか。

土日は部活の試合や保護者会で、19連勤。

あと月~土の勤務でやっとお休みですが、

日曜は娘の一才の誕生会をやるので、日曜がむしろ一番ハード。笑


さて、愚痴はさておき、現在はユメタンJr.を使って中1の生徒の単語力を鍛えあげてます。

毎週Unitを2つ分(100語)覚えて50問テスト。

付属のテストメーカーを使っているので、簡単にテストが作れます。

ただし、まだスペリング書かせてはいません。

日本語→英単語の4択で正しいものを選ぶ、という形で行っています。

まずは、日本語を見てすぐに英語に出せるように、ということを意識させています。

それにはCDを使って勉強することの有用性を説きます。

「書いてチェックしたら、一語30秒だとしても100語で50分かかるけど、

 CDを使えば4分で100語勉強できるよね。同じ50分時間をかけるとしたら、

 12周勉強できることになるね。だからまずはCDを使って勉強すること」

ということで、スペリングよりもCDを使って正しい発音で言えることを重視しています。

2周ぐらい回して、発音がそれなりに板についてきたらスペリングテストを行います。

CDを使わずに発音がむちゃくちゃなままスペルだけ覚えてしまったら、矯正するのに

倍以上時間がかかる気がするのと、CDを日常的に使う習慣を早く付けておきたい

というのが狙いです。


「50問中48問以上の正解で合格」というテストで、先週の合格率は学年で74%。

90%は合格してもらいたいですが、まあぼちぼちやってもらいましょう。



burwonderwall at 16:39|PermalinkComments(0)

2016年06月03日

生徒の置き土産

先日、高3の教室に入ることがありました。

そこで、目にした「受験生からのアドバイス」というファイル。

受験に合格した高3が、新高3に勉強や参考書のアドバイスを

指定の紙に書き、進路が取りまとめて各クラスに置いてあるものです。

昨年高3を持っていたときに何度か読みましたが、 

結構学校に対して辛辣な意見もあり、

「そこまで言うか」というものもありました。

そして僕は昨年の高3がどんなことを書いたのか知りませんでした。

どんなことが書いてあるんだろうと思って目を通してみました。



「Q.この一年間で効果的だった勉強方法を教えてください。」

「A. 一年間というか六年間ですが、音読は非常に効果的でした。」


この生徒は、英語のおすすめの参考書欄に授業で用いた長文問題集、

「Change the WorldのCD、SkywardのCD」と書いていました。

音読の大切さは伝えてきたつもりでしたが、ここまで実践してくれていて、

そして結果を出してくれたことは嬉しかったです。


「Q.英語のおすすめ参考書」

「A  ○○(僕の名前)の長文108題」

以前紹介した長文108題ですが、それをおすすめしてくれています。

この生徒はその後に、「塾には行く必要がなく、学校だけで十分だった。」

と書いてくれていました。


「Q.後輩にメッセージやアドバイスを」

「A.  中1の生徒は恐らく○○先生(僕です)が受け持つことになると思いますが、

  言われた通りにきちんとやりましょう。そうすれば6年後、東大の英語は

  楽勝で解けるレベルになっているはずです。」


そこまで言ってくれることに、感無量です。



全教科通じて、具体的に教員の名前が書いてあるのはその三枚だけでした。

高2、高3と担任も無かった自分の名前がそこに書いてあるだけで

嬉しかったです。


教員の仕事って大変だけど、でもこうやって生徒が信頼してくれていたと

思うと、もっと頑張らなきゃと思える仕事です。

思わぬ置き土産のお陰で、今日も頑張ろうと思えました。

今の中1はさらに鍛え上げていかねば。
 

burwonderwall at 00:01|PermalinkComments(0)