2016年03月

2016年03月18日

卒業稽古

昨日剣道部の卒業稽古がありました。

高3の生徒が約1年ぶりに面をつけます。

アップをしたあとに、在校生全員と試合をしましたが、

非常に盛り上がりました。

これが彼らのカラーだったな、と。

一生懸命やるけど、しっかり盛り上げる。

一緒に過ごして面白く、楽しく、そしてやる気をくれる生徒たちでした。

彼らに対して、僕からは感謝の気持ちしかありません。

別れは悲しいですが、彼らにとっては門出の日でもあります。

後ろを振り返らずに、前へ、前へ。

本当にありがとう。

でも、またいつか一緒に剣道しような。




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2016年03月15日

別れの季節

今日は高3の生徒が自主登校して、

校内や近隣の掃除を行いました。

大学入試結果も前期は出揃って、

春から大学生になる生徒や後期の結果を待つ生徒、

そして来年もう一年頑張ることに決めた生徒など悲喜交々。

それでも六年一緒に過ごした仲間といられる時間は楽しく、

そして名残惜しくもあるようです。


さて、今年の入試結果ですが、

東大・京大は現役で20数名合格しました。

東大はもう何人か合格してもよい生徒がいたんですが。

もっと大学別に絞って教えてあげていれば…と後悔。

東大以外は順当な結果でしたが、

特に京都、大阪は意外な生徒が合格することが多かったです。

やはり最後まであきらめてはいけませんね。

良かったことも悪かったことも、来年からの反省材料にします。


高3と会うのは、今週に予定されている剣道部の卒業稽古が最後です。

特に付き合いが深い生徒たちなので、楽しみでもあり寂しくもあり。

春はまさに別れと出会いの季節だと実感する今日この頃です。




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2016年03月10日

単語の覚え方

前回のエントリでも書きましたが、

卒業生に負けないように英検一級を取得しようと思います。

今までも何度か挑戦しようと思ったのですが、

単語を覚える時間が確保できずに、ズルズルとここまで。

英検準一級を取ったのが20歳のときだったので、

かれこれ10年放っておいてしまいました。


とりあえず単語を覚えないと話にならないので、

今は大学時代に購入したこの単語帳を使っています。

Pass単熟語

『Pass単熟語1級』


今はとりあえずこんな感じでやってます。

範囲:一日50個(+復習で50個)

やり方:
①単語を見てすぐに発音できるまで何周か音読(日本語の意味も意識)

②日本語を赤シートで隠して、言えないものにチェック。

③何度も繰り返して、言えたらチェックに丸をする。言えなければチェックを増やす。

④チェックの数が5個以内になれば終了。    

翌日
⑤新しい50個を①〜④で行う。

⑥昨日覚えた50個を②〜④で行う。

⑦最終的に言えなかった単語は、紙に例文を書きだす。(写真の右の紙です)

⑧目の着くところに貼って、例文ごと覚える。(僕はベタにトイレです)


こんな感じです。

ミソは、合格率90%ってとこですね。

なかなか覚えられない単語は、紙に書き出して長い付き合いで覚えるかな、と。

最初にやったのはもうかなり暗唱できます。

The buoys bobbed up and down violently as the typhoon hit the shore.

とか。

毎日きちんとやれば英検一次試験までに2周できるはず。

それにしても知らない単語が多いなぁ。勉強します。


ところで、今日は東大の合格発表日でしたね。

うちの生徒はどうだったんだろうか。

今日は学年末試験の中休みだったので、学校はお休みだったのです。

娘の初節句のお祝いの買い出しに家族で出かけてました。

明日職場に行くのが楽しみのような、不安のような…。

でも、きっと頑張ってくれているでしょう。

親と一緒で、

教師も最後は「木」の上に「立」って「見」ることしか出来ないですね。

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2016年03月08日

卒業式

この土曜日はついに卒業式でした。

六年間教えた生徒たちなので、さすがにうるっと来る場面もあり。

卒業式後の立食パーティーでは、生徒や保護者が挨拶に来てくれました。

連絡先を教えるために名刺を渡すと、「人生初の名刺だ」と別の理由で嬉しそう。

学年主任の計らいで、少しだけ生徒、保護者の前でお話する機会をもらいました。

その内容を書いておきます。

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皆さん、卒業おめでとうございます。

中1からずっと見てきましたが、色々と初めてを経験させてもらいました。

キャンプや、遠足、中学・高校の修学旅行、そして入試。

僕自身の結婚や子供の誕生も祝っていただきました。

剣道部の生徒とは県大会の表彰台にも上りました。

本当に、君たちに会えたおかげで、この学校で働いてよかったと思っています。

君たちは今日から「卒業生」となるわけですが、僕との師弟関係も今日で終わりです。

今日から僕たちは、ライバルになります。

どちらが、より面白い人生を生きられるか、それを競いあっていきましょう。

そして、また会う時は過去形ではなく、

つまり、「あのときはこうだったよね」とか「あいつ面白かったよね」とかではなくて、

「これからこうなりたいんだ」とか「今これを頑張ってるんだ」

っていう未来形や現在進行形で話ができればと思います。

人生長いので、これからが勝負です。

お互い頑張っていきましょう。

ご卒業、おめでとうございます。

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以前のエントリで書いた内容を踏まえた話になりました。

高3ですでにTOEIC830点とった生徒もいるし、準一級を合格した生徒もいます。

英語だけでもすでに追いつかれそうなので、せめてそこだけは死守したいです。

今まで延び延びになっていた英検1級をこの6月に受けることにしました。

本当に、すばらしい生徒たちに出会えたおかげで、こちらも刺激を受けてます。

今は二次試験の結果が出てきてますが、

多くの生徒にとって良い結果になることを心から祈願しています。


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2016年03月03日

4月からやることの予定

この一ヶ月ぐらい、ずっと4月からのことを考えています。

センター試験は廃止されるようなので、

今までのやり方を変えていかないといけません。

とは言っても、教師歴8年の僕からすれば

いくらでも変えるところはあるし、

むしろどんどん変えないといけないぐらいなので 、

時代がそれを求めてくれるのはある意味でラッキーです。


さて、これから求められるのはスピーキング能力の向上。

これまでの僕のスタンスとしては、こんな感じ。


「練習しても実践の場は極端に少ないこの日本という環境で

 そんなにスピーキングばっかり重点化せんでも…

 まあでも君ら賢いし、きっと英語しゃべれて当たり前の環境で

 生きて行くんだから、話せないと恥かくかもね。

 ということで、最低限はしゃべれるようになっとこうね。」


という感じで、スピーチとかディベートとかビブリオバトルとかを

やらせてきましたが、これからはもうちょっと丁寧にケアして

いかないといけませんね。

僕自身あまりスピーキングに自信があるわけではないのですが、

自分の練習も兼ねて授業に盛り込んでいきます。


もう少し具体的に。

4月からやることを備忘録的に書いておきます。

<使用予定教材>
教科書:『New Treasure①』『New Crown①』
問題集:『エイゴラボ①』 『PYXIS vol.1』
単語帳:『ユメタン Jr.』

 
基本は『New Treasure』をメイン教材で進めて行く。

音読、暗唱、暗写を徹底する。


ある程度終わったら、既習範囲内で『New Crown』を

副教材的に用いて知識が定着しているかどうか確認する。

リスニング、速読用として使うかな。


指定した課題が終わったりした生徒は、空き時間に『エイゴラボ』を

各自で解かせる。

普段の授業では提出はなし。試験範囲にはするので各自勉強。

チェックは定期試験(年5回)が終わるごとに行う。

すでに英語の知識がある程度ある生徒は、エイゴラボをどんどん進めて

構わない。(ふきこぼれ対策)


週末は『PYXIS』をノートに解かせて、週明けに提出し、チェック。

一回やりっぱなしではなく、同じレッスンを必要に応じて何回もやらせる。

難しい文法問題にも触れさせておかないとね。


授業では毎日『ユメタン Jr.』を使ってクイックレスポンスの練習。

CDをしっかり使わせて、音で単語を覚えさせる。

テストは週に一回行う予定。


とりあえずこんな感じで。


あとはGraded Readersも課題に組み込んだり、

毎日自主学習ノートを2ページ書かせたり、

国語科の先生と『論理エンジン』を一緒に使ったり、

ネイティブの先生と一緒にプレゼンさせたり…。


終わるんかな、これ。 

でも、力は確実に着く気がする。

英語の授業は僕が3回+ネイティブが3回で計6回/週。

ネイティブの先生と一緒にやれば多分できるはず。


この春うちに入る生徒たちには申し訳ないけど、

一緒に死ぬ気で頑張ってもらいましょう。

何だかワクワクしてきました。



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