2015年11月

2015年11月29日

2学期の間に長文を100以上読ませる方法

ここでは、高3の生徒に、2学期の間に長文を100以上読ませた方法を書きます。

まずは、 三種類の教材を準備します。

① 授業で解説する用の教材2冊(二次レベル)

②授業で用いるが、解説はしない教材2冊(センターレベル・速読)

③課題用の教材2冊(二次レベル)

1冊大体15題〜20題ほど長文を含んでいます。

6冊やれば90〜120題が終わりますので、目標達成です。



具体的な進め方としては…
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2015年11月26日

模試の結果と長文「一日一題」

昨日は河合塾の全統記述の結果が戻ってきました。

高3が全体で受ける模試としてはこれが最後。


過去3年の平均偏差値が60ちょっとでしたが、

今回はそれよりも2弱ぐらい良かったので、

それなりの結果だったのではないでしょうか。



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2015年11月25日

「自分から動く」ということ

火曜日は剣道部の指導。

僕が勤める学校は、部活は週2回の16:00〜18:00と定められています。

僕自身、中高生時代は毎日剣道をしていたので、これには驚きました。

そして、多分これでは勝てないな、とも思いました。


しかし、昨年度は団体戦で県三位に入賞することができました。

中1から剣道を始めた生徒を二人、先鋒と次鋒に据えての勝利だったので、

僕としても目から鱗が落ちるような大会でした。


そこで僕が思ったことは「練習量が少なくても勝てる」ということです。

しかし、そこには大きな条件があります。

それは、「自分で考えて、自分で動くことができる」ということです。


例えば、クラブ顧問が手取り足取り、一から十まで全て指示を出す。 

稽古中にさぼっている生徒がいないか目を光らせる。

さぼっている(ように見える)生徒を見つけたら、見せしめに叱りとばす。

これってすごく「熱血」のテンプレート的な部活指導ですが、

「叱られたくないから頑張る」生徒が、

「叱られないと手を抜く」ようになるのは

人間として当たり前のことだと思うんです。


かと言って、だらけているのを叱らないのも駄目。

全力でやらなければ、何をやっても時間の無駄。


ではどうやって生徒に全力でやってもらえばいいのか。

それは、「その競技の奥深さを知る」ということに尽きると思います。

身体が大きいから勝つわけではない。

力が強いから勝つわけではない。

自分の身体がどのぐらい動くかをきちんと知り、

そしてその動きに合わせた戦略を取ること。

メンタルで負けなければ、それだけでいい勝負ができます。

そしてそれが分かるようになってくると、稽古中さぼりません。

だって、楽しいから。

強い人間と同じように動かないといけないと思うと、

多くの「出来ないこと」にぶつかって、みじめになります。


でも、「自分は自分のままでよい」という状態から始まって、

そして「自分」をどれだけ拡張させていけるかに集中すると、

他人と比べるのではなく、「昨日の自分」と比べるようになります。

練習して下手になることは稀ですから、多くの場合において

達成感を感じることができるようになります。


ただし「メンターとしての他人」は必要です。

それが部活の同級生、先輩、顧問だったりするわけです。

自分では、自分の動きが相手にどう映るかは分からないし、

多くの場合において、自分のイメージと実際の動きには乖離があるのが普通だから

それをきちんと見極め、アドバイスしてくれる人が必要なわけです。

(武井壮さんも、自分の身体をきちんと動かすことの大切さと難しさを

 説いておられますが、全く同感です。

 僕の考える部活の位置付けは、「自分の身体の動かし方を学ぶ」場所です。

 日中は頭の動かし方を学び、その後に自分の身体の運用方法について学ぶ。

 文武両道の「武」って、そういうことだと思うんです。……余談でした。)


顧問が全て教え込むのではなく、生徒同士で教え合えばいいんです。

もちろん生徒が間違った方向に努力してしまうことは多々あります。

目標と見当違いの練習をしたり、小手先の技の練習に終始してしまったり。

それは顧問が意図を確認した上で軌道修正してあげて、あとは基本的に任せる。

やらされることより自分でやることの方が力になるし、何より楽しいから。


後になって聞いた話ですが、冒頭の県三位になった子たちは、

朝や昼に集まって自主練をしていたみたいです。

(かといって、彼らはいわゆる「部活だけ大好き生徒」ではなく、

 今は高3受験生として、東大を目指して頑張ってます。)


部活指導についての具体的な話はまた書きたいと思いますが、

これって部活だけの話ではないよなぁと感じる次第です。


お読みいただき、ありがとうございました。






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2015年11月23日

東京旅行

この連休は高校時代からの友人の結婚式で東京に。

妻も知り合いなので、生まれて5ヶ月の娘と三人で参列しました。

前泊して土曜日の朝は時間があったので、明治神宮に参拝。

明治神宮前から降りて歩いていきましたが、都内とは思えない雰囲気。

「静謐」という言葉がぴったりでした。 

お参りでは、家族の健康と高3の生徒の合格祈願。 

人事を尽くして天命を待つ。

残り数ヶ月、人事は尽くしますが、その後のことは神頼みです。

一人でも多く、笑顔で春を迎えられますように。

その後は外苑まで歩いて、銀杏並木を歩いて帰る。

絶えず銀杏の葉が空から降ってきて、とても美しい。


その後、青山のチャペルで結婚式に参列。

今回は、乾杯の挨拶をすることなっていたので、非常に緊張。

音読を中心に何度も予行演習をしたけど、絶対にどこかで噛んでしまう。

会場には日本を代表する飲料メーカーと、人材派遣会社の偉い人たちが。

「ご指名により、僭越ながら、乾杯の音頭をとらせていただきます。」

これは、定型文とかではなくて、本心からの言葉です。笑

本番ではなんとか言い切りましたが、当分やりたくないですね。

乾杯の後は解放感から痛飲し、妻に翌朝叱られる。反省。 


日曜日は代官山のツタヤに行きました。

初めて行きましたが、あの雰囲気は最高ですね。

もう本当に毎日でも通いたいです。

本好きにはたまりません。

僕の住んでる街にも蔦屋できないかなぁ。

無理か。
 
村上春樹の旅行記と、内田樹の身体論の本を少し読む。

内田樹の本では、漫画家の井上雄彦との対談が掲載されていた。

漫画『バガボンド』の、武蔵が雪だるまを棒切れで切るシーンが取り上げられていて、

僕はあのシーンを読んだときに心底感動しました。

太刀筋の邪魔をしない、なんて普通出てくる言葉じゃないと思って。

僕はその言葉を剣道部の指導の時に使わせていただいたぐらい。
 
なので、そんな対談が掲載されているなんて、垂涎ものなわけです。

良い本達とまた出会えました。


連休最終日は国立科学博物館に寄って帰ります。

娘ともども無事に帰れますように。
 

burwonderwall at 06:45|PermalinkComments(0)

2015年11月20日

生徒が中1の時にこれだけは徹底すること

中1の生徒に教えたとき、僕が意識的に気をつけたことがあります。

それは、「努力することが前提である」ということを教えることです。 

最近は色々なバックグラウンドを持つ子供がいます。

私が教えた中にはいませんでしたが、 帰国子女の子供も珍しくありません。

そんな彼ら、彼女らが中学校で他の子どもと一緒にアルファベットの書き方から

 始めたらどう思うでしょうか?

僕なら、確実になめます。

英語は勉強しなくてもできるからいいや、って。

中学生の間ぐらいならそれでもいいかもしれません。

しかし、そこには二つ問題があるように思います。

 一つは、当たり前ですが、そのままで何とかなるほど甘くないということです。

高校で読む英文は抽象度も高いですし、文法的に過度に複雑な文もあります。

「読めばわかる」中学生レベルの英文から、

ひょっとしたら和訳を読んでも分からないレベルになります。

(生徒が高2の時に、阪大の入試問題の和訳を解説する授業をしたことがあります。笑)


二つ目の問題は、中学生活がはじまってすぐに、

「努力しなくても良い科目」を作ってしまうことです。

英語は確かにできるから勉強しなくても点数はとれるかもしれません。

でも、それはすぐに英語だけにならずに、別の科目にも波及する気がします。

今回の社会は部活で忙しかったからいいや。

〜〜先生は宿題やらなくてもあまり怒らないからいいや。

最初にハードルを超えると、あとは転がり落ちていくだけです。


以上2つの理由から、なるべく最初からどんな生徒にも等しく負荷がかかることを

させないとダメだと思いました。

そして、それを実行する一番早い方法が、暗唱と暗写でした。

これなら、どれだけ英語の知識にアドバンテージがあっても、

最後に覚えるという努力をしないと点数はもらえません。

暗写に関しては、ピリオド一つでも打ち忘れていたら不合格にしました。

暗写の具体的方法についてはまた別の機会に紙面をさくとして、

「中1は適切に努力することを覚える」ことを最大の目標とし、それを徹底しました。

それは今でも思うことなので、多分そのベースは来年度も一緒だと思います。

生徒からは鬼畜と言われますが、ありがとう、と言ってます。笑


 

burwonderwall at 21:55|PermalinkComments(0)英語教育 | 教育哲学